一面に並ぶ同じ文字群から、ひとつだけ違う文字を探すスクリーンセーバ。出題データを書き換えて、独自の問題を作成することもできる。「7716セーバー」は、文字の間違い探しを楽しめるスクリーンセーバ。この「間違い探し」は、1種類の文字がずらっと並んだ画面の中に、ひとつだけ違う文字が混ざっているというもの。セーバが起動してカラフルな文字が並んだ後、一定時間で次第に文字が消えていき、最後に正解となる文字(違う文字)が残って解答が示される仕組みだ。
問題はランダムで、「六」と「穴」、「挙」と「拳」、「米」と「*」などのまぎらわしい漢字や記号が出題される。校正には慣れているはずの筆者も、どこに間違いがあるのかわからず、かなり苦戦してしまい、最後に残った文字でやっと解答がわかるということも多かった。
インストールは本体の「7716.scr」と出題データの「wrong.txt」をシステムフォルダ内(Windows 95系OSでは「c:\windows\system」、XPを含めたWindows NT系OSの場合は「c:\winnt\system32」)にコピーしておく。間違い探しだけをプレイしたい場合は、インストールせずに「7716.scr」をそのまま起動させてもよい。
「wrong.txt」を書き換えれば、オリジナル問題を表示することも可能だ。また、あえて「六」と「六」など、「間違いがない」という解答も追加すると、さらに難易度が上がって楽しめる。
(才生 文佳)