四字熟語クイズと15パズルを組み合わせたスクリーンセーバ。パズル完成時に、4組の四字熟語の意味が表示される。「よじぱずるセーバー」は、15パズルをモチーフにしたちょっと変わったスクリーンセーバ。起動すると、4×4=16マスに15枚のパネルと、マスの外に1枚のパネルが表示される。パネルにはすべて1文字ずつ漢字が書かれている。マス内の15枚のパネルは自動的に移動を繰り返し、最終的に列ごとに四つの四字熟語ができあがる仕組み。最後にマスの外のパネルが収まって完成となる。
完成した熟語はそれぞれ色分けされる。さらに、完成時には画面上に4枚の付箋状のものが現れ、色分けされた熟語の意味が表示される。スクリーンセーバで四字熟語の意味も学習できるというわけだ。
設定では、漢字パネルの停止時間(パネルが自動移動する時間の間隔)を5段階から選択できるほか、「最初から熟語を色分けする」を指定することもできる。「最初から...」オプションを指定した場合は、16個のパネルが四字熟語ごとに4色で色分けされるため、どのような四字熟語になるか、起動時からある程度予想がつく。複数の人間で「完成前に誰が早く四つの四字熟語を言い当てられるか」を競って楽しむ、という遊び方もできそうだ。
背景として、Mac OSの壁紙風JPEG画像が4パターン用意され、ランダムに切り替わる。また、完成までの残りの手数が、画面上部に表示される。あらかじめ用意された熟語のほかに、ユーザが追加することも可能。指定の書式で用意すれば、付箋による意味部分も表示される。
作者・M.Hayashiさんの別ソフト「よじぱずる」をスクリーンセーバ化したもので、スクリーンセーバとしてではなく、「自分でパズルを解いて楽しみたい」という方は、こちらを試してみてはいかがだろうか。
(世田谷 タマ子)