「壁紙リスト」への画像の登録は、エクスプローラからのドラッグ＆ドロップなどで簡単に行える。ファイル単位のほか、画像を含むフォルダごとまとめて登録することも可能。登録された画像は、リスト画面のプレビューウィンドウで確認しながら、実際に利用する/しないをチェックボックスで指定できるようになっている。リストはファイルとして保存することが可能で、目的や気分に合わせてさまざまな壁紙を楽しめる。

表示方法や表示位置、カラーフィルタなどを詳細に設定できるのが特徴。表示方法は自動判別のほかに4種類、表示位置は中央/ランダムのほか、ドット単位で開始位置を指定できる。フィルタは、半透明化による複数画像の重ね合わせや、カラーフィルタ、左右反転など7種類の基本フィルタが用意されている。カラーフィルタの基本色やブレンド率は、ユーザが好みで変更することが可能。壁紙リスト全体の規定値として指定できるだけでなく、個別のファイルごとに指定を行うこともできる。壁紙変更の順番は昇順/降順/ランダムから選択できる。

そのほか、違和感がないように画像にあわせて背景色を設定したり、壁紙変更時にアイコンの表示方法を、大きいアイコン/小さいアイコン/詳細表示に変更したりといったことも可能。オプション画面で設定できる項目は多岐にわたっている。

対応する画像形式はBMP/JPEG。Susie Plug-inに対応し、プラグインを導入すれば、読み込める形式を増やせる。

「お気に入りの一枚を楽しむ」なら、豊富なフィルタ機能を使って色を変えたり向きを変えたり、表示位置をランダムに設定してみるのもよいだろう。「お気に入りが多くて迷う」人には「フォルダごと追加」や「重複アイテムを削除」といった便利な機能がある。壁紙に使いたいファイルをフォルダに放り込んで、まとめて追加したりするのも簡単になるし、いくつかのフォルダに重複して存在するファイルを取り除くことができる。

Susie Plug-inに対応しているので、自分でBMPファイルに変換しなくても利用できるのはうれしい機能。こういうソフトを使いたい人は、きっと壁紙用の画像ファイルの数も多いと思うので、ディスクスペースを使うBMPよりもずっと少ない容量で、たくさんの画像を壁紙として楽しめるのはお得。

複数の壁紙リストを使えるので、テーマごとに作ってみるのも楽しそう。複数リストで家族共用のパソコンでも、お互いの設定を持てるというのは便利だろう。

現在あまり時間が取れないので新機能などの予定はありませんが、バグがありましたら、できる限り直していきたいと思います。

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