指定したURLのページを次々に表示してくれる“Webページ自動巡回型”スクリーンセーバ。「WWW Saver」は、あらかじめ登録したURLをInternet Explorerで順番に、かつ自動的に開き、閲覧できるようにしてくれる、一風変わった、しかし実用的なスクリーンセーバだ。スクリーンセーバ実行時に閲覧したいページのURLを登録しておけば、自動的に巡回してくれるため、「〜しながら」でも定期的にチェックしておきたいページを見ることができる。縦に長いページでもスクロールしてページのすべてを表示してくれるため、ページ下部に書かれた情報を見逃すということもない。
スクリーンセーバが起動すると、登録URLを一定間隔で次々に表示していく。画面では、実際のページ内容に加え、現在表示中のURLが常に表示される。また、画面上には「Pause」「Next」のボタンが用意されており、任意の時点で一時停止、ページ送りを行うことができる。
登録できるURLは最大32個。指定URLからのリンク探索階層は0〜5で指定することが可能で、時には思っても見ないページが表示されることもある。リンク探索では「同一ホスト内のみ探索」「同一ディレクトリ内のみ探索」のオプションを設定できる。
そのほか、スクロールの速度や、ページ表示からスクロール開始までの時間、スクロール終了から次のページを表示するまでの時間を設定できる。巡回は登録リストの表示順に行われるが、この順番も簡単に変えることができる。
(練馬 ベク蔵)