クリスチャン・R・ラッセンの作品をBGM付きで鑑賞できるスクリーンセーバ。今回紹介する「ラッセンアートコレクション」は、幻想的なイルカの絵で知られるクリスチャン・R・ラッセンの作品をスクリーンセーバで鑑賞できるソフトだ。約100点の作品を収録し、スクリーンセーバ以外にもスライドショウや壁紙にして楽しめる。
起動するには、通常のスクリーンセーバのようにデスクトップのプロパティから設定するのではなく、専用ソフトから行う。ここで起動設定を同時に行うことも可能だ。スクリーンセーバ中に表示させたい作品の選択、表示順(ランダム表示または並び順に表示)、スクリーンセーバ起動までの待ち時間(1〜9,999分)、作品入れ替え間隔(10〜9,999秒)、サウンドのON/OFF、作品タイトルの表示/非表示といった項目を設定することができる。作品の選択は、シングルクリックで選択/非選択を切り替えられるほか、「全作品を選択する」ボタン、(一括して)「選択を解除する」ボタンが設けられている。
実際のスクリーンセーバ画面は、設定で選択したラッセンの作品をフェードイン/フェードアウトで表示するもの。落ち着いたBGMとともに幻想的な絵画がデスクトップに浮かび上がる様は、何ともいえずいい雰囲気である。
なお、スクリーンセーバのほかにスライドショウ機能や壁紙機能、ラッセンのプロフィールや収録作品が一覧で参照できる「ラッセン資料室」、「筆まめ」との連携ボタンなどが用意されている。なかでも「ラッセン資料室」は、収録されている全作品を作品名付きのサムネイルで一望でき、お気に入りの作品を見つけるのに非常に便利だ。また、パソコンに「筆まめ」がインストールされていれば、収録作品を使ったはがきやグリーティングカードを簡単に作成することができる。
(佐藤 さくら)