ディスプレイ画面に最大20匹のホタルを招くことができるスクリーンセーバ。「Screen Saver HOTARU」は、夏の風物詩であるホタルの光をリアルに再現したスクリーンセーバだ。付加機能としてメールチェック機能を有しており、スクリーンセーバを解除しなくてもメールの着信を知ることができる優れモノである。
スクリーンセーバを起動すると、画面のあちらこちらに黄色い光がひっそりと現れる。ひと目見ただけではわかりづらいが、大小さまざまな光や、左右に細かく震える光が再現されているのだ。瞬くタイミングやサイクルもそれぞれ違っていたりとなかなか芸が細かい。
設定できる項目は、ホタルの数とメール着信設定の2項目。ホタルの数は1〜20匹の間から指定できる。欲張って最大の数を指定するよりは、画面がごちゃごちゃしない4〜5匹程度の設定をお勧めしたい。
メール着信機能を使用するには、まず「メール着信設定を有効にする」にチェックを入れよう。そしてメールチェックの間隔を1〜60分の間で指定する。この項目は、常時接続ユーザ以外の人が使用する場合は、間隔を長めに設定した方がよいだろう。受信(POP)サーバ名、ユーザ名、パスワード設定は、メールソフトで行う設定と同じでよい。
メールサーバにコマンドを送信して応答がなかった場合のサーバタイムアウト時間は、1〜30秒の範囲で指定できる。また、「サーバタイムアウトをエラーとする」にチェックを入れておけば、一度サーバータイムアウトになると、その回の起動ではメールチェック動作を行わなくなる。
スクリーンセーバ起動中に、メールの着信が確認されれば、ホタルの光に混じってメールアイコンが画面を漂う。しかし、なんらかのエラーでメールサーバに接続できなかった場合は、メールアイコンの上に「!」マークを表示して、ユーザに知らせてくれるのだ。