パソコン利用時の眼精疲労を低減するため、時間帯に合わせて色表示を変化
パソコンを利用する際の眼精疲労を低減するため、時間帯に合わせてディスプレイの色表示や明るさを自動的に変化させるソフトです。
ディスプレイは、RGB(赤・緑・青)という光の三原色を組み合わせて文字や図形を表示します。そのうちB(ブルー、青)は、人の目で見える光(可視光線)の中で一番強い光といわれ、目の奥の網膜まで届いて、眼精疲労の原因となります。自然界では夜にブルーライトを浴びることが少なく、パソコン利用時にブルーライトを浴びると、睡眠障害になるともいわれています。そのため、ブルーライトメガネをかけて作業したり、ディスプレイにブルーライトフィルムを貼ったりして、ブルーライトを低減させます。
「f.lux」を利用すると、画面全体がオレンジ色がかった色に変化し、画面の明るさも変化して、ソフトウェア的にブルーライトを低減することができます。
起動後、「Settings」をクリックして設定画面を表示し、「Daylight」の上に表示されているボタンをドラッグして、昼間の色表示と明るさを設定します。ボタンを左に移動させると徐々に暗くなり、右に移動させると明るくなります。画面を暗くするほどブルーライトが低減されます。
同様に「Halogen」の下に表示されているボタンをドラッグして、夜間の色表示を設定します。設定後、「Done」ボタンをクリックすれば、タスクトレイに常駐して色表示の監視が開始されます。
正確な色表示が必要なグラフィックソフト利用時や、動画を見るときなどのために、機能を一時的にOFFにすることも可能です。
そのほか、正確な日没、日の出の時間を設定するために、現在地の緯度・経度を設定する機能、昼間←→夜間への表示切り替え速度、明るさ調整のホットキー、色表示の範囲の拡大機能なども用意されています。
ソフト名: | f.lux |
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動作OS: | Windows 7/Vista/XP/Me/2000/NT/98 |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | Flux Software LLC |