デスクトップに描画された内容を、拡大・回転・反転して表示できるソフト。「StretchView」は、デスクトップ上の指定領域を拡大表示したり、上下/左右方向に反転表示したり、回転表示したりすることができるソフト。デスクトップの表示内容を、さまざまな効果を適用してリアルタイムに閲覧できることが特徴。レタッチソフトと連携して操作することも可能。画面キャプチャ機能なども備える。
メイン画面には、ユーザが指定した領域のデスクトップの内容が表示される。ウィンドウの表示/非表示や移動などもリアルタイムに反映されるようになっている。表示領域を指定するには、「区域の指定」を実行すればよい。区域が解除された状態では、マウスポインタを中心としたエリアが表示領域となり、マウスポインタを移動させると、表示領域もリアルタイムにシフトする。区域が指定された状態では、マウスポインタの位置にかかわらず、表示領域が固定される。
拡大・回転・反転といった操作は、メイン画面のツールボタンなどから行える。拡大率や回転角度は、数値入力で直接、指定することも可能。拡大率は0.1倍、角度は1度の間隔で指定できる(最大拡大率は16倍)。反転表示は、上下反転、左右反転のほか、色反転を指定することも可能だ。
レタッチソフトと連携する「操作投影モード」は、「StretchView」のメイン画面にレタッチソフトのキャンバスを表示し、「StretchView」からレタッチソフトの描画ツールを利用できるようにするもの。キャンバスを回転させる機能がないソフトでも「『StretchView』で画像を回転させて表示・編集を行う」といった操作を実現できる。「操作投影モード」は、マウス制御に特別な機構を使っていないレタッチソフトのほか、お絵描き掲示板やお絵かきチャットなどでも利用できる。
そのほかにも、
- 画面をBMP形式で保存、またはクリップボードに転送
- グリッド線や中心線の表示
- サンプリングレートの変更
- 簡易印刷
などの機能を備えている。