標準MIDIファイル ポート設定ユーティリティ
RolandのSC-88系音源等、マルチポート対応の音源用の標準MIDIファイル(midファイル)の再生で困ったことはありませんか?
マルチポート対応音源用midファイルは2ポート36チャンネルを使用することを前提に作成されているものがあります。当然、このファイルを再生するためにはパソコンにMIDIOUTポートが2つ以上存在しなければなりません。(シリアル接続やソフトウェアMIDI音源でもドライバが仮想マルチポートをしてくれていれば問題ありません。)これは最低限のスペックです。
しかし、このスペックを満たしていても現実は再生するのに不都合が起こることが多いのです。その理由は標準MIDIファイル(midファイル)はその規格に出力ポートを指定するイベントは存在しません。midファイル自体がマルチポートに対応していないからです。
この標準MIDIファイルポート設定ユーティリティ「SMFPortSet.exe」はマルチポートを使用したmidファイルにポート指定メタイベントを埋め込んで出力ポートを設定するツールです。また、すでに埋め込まれているポート指定メタイベントを変更して出力ポートを変更することも可能です。
MIDIプレイヤに拙作Miyap2002又はMiyaPlay95を使用するなら、独自のポート指定ファイル(MTKファイル)として出力ポート設定を保存し、元のmidファイルを変更すること無しにポート設定を行うことも可能です。
○特徴
・標準MIDIファイルのトラック毎にポート指定メタイベントを挿入して出力ポートの設定を行うことが可能。
・標準MIDIファイルにすでにポート指定メタイベントが挿入されている場合、それを変更することが可能。
・MIDIプレイヤに拙作Miyap2002又はMiyaPlay95を使用する場合、独自のポート指定ファイル(MTKファイル)として出力ポート設定を保存し、元のmidファイルを変更すること無しにポート設定を行うことも可能。
・Macで作成されたMac Binary Headerやリソースフォークのくっついた標準MIDIファイルやWindows特有のRIFFチャンクの付いた標準MIDIファイル(RMIファイル)にも対応している。保存する時には余計な部分を除去して純粋な標準MIDIファイルとして保存するので、Mac Binary カッターやRIFFチャンクカッターとして使用できる。
ソフト名: | SMFPortSet |
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動作OS: | Windows XP/Me/2000/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | Miyaan |