健診データなどを使った5年後死亡確率の算出
前回の看護数式「虚血性心臓病関連内臓年齢の算出」なるものを試作中、週刊朝日2005/11/04号に「あなたの5年後死亡確率」簡単計算法という笹本進一記者の記述がありました。これは、東海大学医学部大櫛陽一教授(基礎医学系)作成の計算法です。
福島県郡山市で99年度から04年度の6年間にわたって行われた検診結果から作成された健診データを使って答え一発の「5年死亡確率計算法」というものでした。
大櫛教授の「5年死亡確率計算表」の詳細は、05/11/20発売の医学雑誌「性差と医療」12月号(発行・じほう)に掲載されるものですが、笹本記者の記述が「看護数式」のプログラム作成に十分な内容にあるので、早速に「5年死亡率計算表」をVBScriptとTTSneoによるプログラミィングをしてみました。現在、多種類の薬剤による心疾患の治療を続けている私にとって、「薬物頼みの医療予防効果は疑問」という見出しを気にしながら
「心電図データベースの構築」「循環器系の看護数式」などの学習を重ねる自己看護の資料に加えました。今回の5年後死亡確率計算法の作成された対象年齢が40歳から79歳までとなっていますが、年齢オーバーの方(私は87歳)も自分の「5年後」の当てはめ試算をして、生活習慣の見直しの反省資料とする価値はあるようです。詳細内容は「週刊朝日」と「性差と医療」を参照していただき、ここでは看護数式としてまとめたものを大櫛教授のいう「検査値に一喜一憂して薬頼みになっていては、長寿は望めません......。」言葉を噛み締め、生活習慣の見直しに使用していただければ幸甚です。
ソフト名: | 5年後死亡確率計算法 |
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動作OS: | Windows XP/Me/2000/98 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |