一定時間ごとに小休止とやや長めの休憩をとるように促してくれる、健康管理のためのリマインダ。眼精疲労をはじめ、肩こりや頭痛、背中の痛みなど、デスクワークにともなう疲労の防止に役立つ。「EyeProtectorPro」は、ポーズ(短時間の休憩)とブレイク(やや長めの休憩)の2種類の休憩時間を教えてくれるソフト。あらかじめ指定した時間が経過すると、まず予告メッセージが表示され、続いてデスクトップ全体が休憩用の画面(Blacken Screen)に切り替わって、作業ができなくなる。休憩時間が終わると、Blacken Screenは自動的に解除され、通常のデスクトップへと戻る。
Blacken Screenには、休憩時間の経過を示すバーグラフのほか、リラックス法などに関するアドバイスが表示される。Blacken Screen表示中は基本的にパソコンを操作できないが、スキップボタンのクリックで休憩を中断し、作業に戻ることもできる。
設定により、スキップを不可にして強制的に休憩を取るようにしたり、Blacken Screenの代わりにポップアップメッセージを表示させたりすることも可能。Blacken Screen上に聖書の一節やダイエット、お金などに関する名言やカスタムメッセージを表示させることもできる。
コンパクトなモニタ兼操作コンソールのメイン画面には、リマインダ機能のON/OFFの切り替えボタンがあるほか、次のポーズまでの時間や次のブレイクまでのポーズ回数が表示される。さらに、休憩間隔を設定するためのボタンも用意されている。1時間ごとにポーズを取る「HOURLY」のほか、「HIGH」「MEDIUM」「LOW」の各ボタンやカスタム設定用のボタンがある。それぞれの休憩スケジュールは、
- HIGH:3分ごとに30秒のポーズ。15回ポーズののち15分のブレイク
- MEDIUM:4分ごとに20秒のポーズ。15回ポーズののち10分のブレイク
- LOW:5分ごとに15秒のポーズ。15回ポーズののち8分のブレイク
- CUSTOM:ポーズ、ブレイクそれぞれの時間や間隔を自由に指定できる
となっている。そのほかにも、
- 一日の労働時間を設定し、経過時間や上限に達した場合のメッセージを表示
- スタートアップへの登録オプション
- 最前面表示
- マニュアル操作による強制ブレイクモード
- パソコン操作の正しい姿勢を教えてくれる「Right Posture Reminder」を表示
- モニタ解像度やフォント設定などのセットを登録。トレイアイコンから切り替え可能
- スクリーンショットの保存
- 設定のパスワード保護、インポート/エクスポート
などの設定・機能がある。メイン画面の代わりに、次の休憩までのスケジュールをミニウィンドウに表示させたり、付箋風のメモや時計、タイマ、ストップウォッチ、カウントダウン、リマインダなどのミニウィンドウを表示させたりすることも可能だ。