体重当たりの1日の必要最低尿量に対する実際の1日の排尿量を比較判定
実際の1日の排尿量を看護数式の1日の必要最低尿量と比較します。正常範囲は1日の必要最低尿量以上に実際の1日の排尿量があればよろしいのですが、不足の場合はその程度により看護の必要性があります。他の尿量観察と併考して尿量に異常をきたす状態が何によるものかを判定します。腎臓に流れ込んだ血液は、皮質部の糸球体で濾過され原尿が作られます。原尿は、髄質のの尿細管で必要な成分を再吸収されます。尿は、腎臓の各部を経由して腎乳頭へ排出。小腎杯・大腎杯、腎盂、尿管へと流れ、膀胱に蓄えられ排泄されます。この排泄量の多寡が循環動態(心臓機能・腎臓機能)や肝臓障害・低栄養状態・手術後など水分バランスの指標となるものです。1日の必要最低尿量も普段の健康パロメータとなります。病気を抱えているときは、症状観察の重要な指標です。
ソフト名: | 1日の必要最低尿量の求め方 |
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動作OS: | Windows 98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |