IE 5.0以降に対応し、その名の通りコンテキストメニューに検索エンジンや翻訳サイト、オークションサイトなどを利用した機能を追加するためのソフト。
設定は非常に簡単。「右クリックサーチ君」を起動して、設定ウィンドウで使用したい機能にチェックを付け、「適用」ボタンをクリックするだけだ。メインとなるのは各種の検索機能だが、リンクが張られていないURLをURLとみなして開く機能や、現在の階層をひとつ上がる機能など、それ以外の機能もいくつか用意されている。
各種サイトを利用した検索機能は、これでもかというくらいに充実しており、対応しているサイト数がすごい。検索エンジンはGoogleをはじめとして、goo、infoseek、フレッシュアイ、Yahoo!など10サイトに対応。辞書は、Yahoo!辞書、goo辞典、ASCIIデジタル用語辞典など7サイトに対応している。英和・和英・国語など複数の辞書が用意されているサイトでは、辞書を使い分けることももちろん可能だ。オークション検索は、Yahoo!オークション、楽天フリマオークション、ビッダーズ、イーベイなど6サイトに対応しており、オークションにかけられている品物を検索することができる。そのほか、MapFanWebやMapionを利用した地図検索や、Listen Japanのアーティスト情報検索、Yahoo!エンジンによるベクターサイトでのフリーソフト/シェアウェア検索、exciteニュース、impress Watch、ZDNet、CNETニュースなどからの記事の検索などにも対応している。これらのあらかじ登録されているサイトのほかに、ユーザが任意のサイトを10サイトまで登録することも可能だ。
実際に検索を行うには、Webページ上の文字列を選択してコンテキストメニューでサイトを選択するだけでよい。アドレスバーサーチといって、IEのアドレスバーに検索サイトの略号と検索ワードを入力して検索する方法も用意されている。
検索とはやや異なるが、exciteやinfoseekなどの翻訳サイト(6サイトに対応)を利用して、Webページを丸ごと翻訳する機能もある(テキスト翻訳も可能)。日英・英日、日韓・韓日に対応しており、海外のサイトを訪れたときなどに重宝する。