四国をテーマにした、無駄に本格的すぎる戦略SLG
四国をテーマにした、無駄に本格的すぎる戦略SLG。
徳島、香川、愛媛、高知……。
四国の覇者となるのは、どの県だ!?
◆ゲーム概要
・四国四県から1つ選び、四国を統一を目指せ。
・地域振興でエリアをカスタマイズ!
・工業力を用いて、兵器を生産。
・軍事力でねじ伏せろ! 兵力を整えたらいざ、行軍!
◆ストーリー
四国最大のダム"早明浦ダム"の記念碑には「四国は1つ」と記されるはずだった。
しかし実際には「四国のいのち」と刻まれた。
「四国は一つになっていない。1つ1つだ。」
当時の高知県知事が、こう反対したためだと言われている。
事実、大正時代から四国四県は水を巡って激しく争ってきた。
ダムが完成した現代になっても、ダムの枯渇により対立は再燃した。
そしてついには、四国志と呼ばれる時代が幕を開けたのであった……。
◆ここが無駄に凝っている
・↑のストーリーは、最後の行以外は史実。
・四国四県の94の自治体の実情を元に、人口の偏り、経済力、工業力、食料自給率、発電所の位置、自衛隊の兵力などを再現。
・資料として、総務省、農林水産省、資源エネルギー庁、経済産業省などが出している統計情報を採用。
・インターネットだけでなく、現地取材でも情報収集してネタを作成。
・自衛隊の初期配備は、実際に四国四県に配備されている兵種まで調査して決定。
・それでいて、ゲームとして成り立つようなシステムとバランスにするために作り込んだ。
とまあ、こんな感じに作っていった結果……
・どこも財政難なので、大赤字の中、無理やり軍事費をひねり出して戦争!
・全国最悪レベルの、工業力、財政状況、人口、高齢化率をかかえる高知県が絶望的に弱い。
・徳島県には歩兵(普通科)はおらず、ヘリ部隊ばかり!
・愛媛は強国。
・発電所が集中するエリアを取られると、経済が完全に麻痺する。
・食料も燃料も自給できないので、海外から輸入する必要がある。
と四国の情勢がよく分かるゲームとなっている。
◆おまけ
おまけとして、四国鉄道の旅の手引、四国ふるさと納税レビュー付き。
ソフト名: | 四国志大戦 〜県知事の野望〜 |
---|---|
動作OS: | Windows 10/8/Vista |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | 武藤FP |