循環の基礎看護に必要な血液量を求める看護数式学習
今回は、1分間に心臓から送り出される血液の量を求める看護数式です。心臓は1分間に60〜90ml/回の血液を心室から拍出しています。この際、弁が逆流を防止し、一方向への循環が成立しています。体循環系の左心腔内を流れる血液が、1回の心周期で拍出される血液量を1回拍出量(SV)として表現し、分時心拍数(HR)を乗じたものを(CO)として扱う看護数式を学習いたします。今回の心拍出量は、体表面積に比例し、体表面積1m2当たりの心拍出量を心係数(CI)といいます。これに関係する看護数式は別途学習することにします。また、貧血の臨床検査に関係する別途看護数式の学習もいたします。心臓の働きにより身体のすみずみに血液が流れています。体重に占める血液の割合は≒8%です。体重が50kgならば血液の量は4リットルになります。分時心拍出量の正常範囲値が3600〜5800mlということから体重を逆算的に求められるものです。血液の成分のうち、血球は赤血球、白血球、血小板からなり、血漿はその≒90%が水分で残りの10%がタンパク質や脂質、糖質、ミネラレ、酵素などです。血漿は血球や栄養分を円滑に運ぶほか、体温調整機能も果たしています。いよいよ循環に関する看護数式改訂がスタートしました。やがて循環血漿量を求める学習もあります。卆壽を迎える心機能低下はかなり確実に衰退してきました。今夏、発熱、倦怠感、CRP高値、錆色痰、喀痰、肺の異常陰影の肺炎により≒1ケ月診療所での治療によりなんとか症状・障害を軽減しました。現在肺鬱血と抹消循環不全の薬剤治療を続けていますが、循環関係の学習をしながらForrester分類のSubsetIVの残り少ない予後を体感しいいます。
ソフト名: | 分時心拍出量の看護数式 |
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動作OS: | Windows Vista/XP/Me/2000/NT/98 |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |