拘束性換気障害の判断や呼吸不全の回復度の評価・人工呼吸器からの離脱の指標
きわめて常識的な体のしくみの一部の変化と軽視していたものも、看護数式の学習を重ねていますと、患者として新しい知識の獲得がナーシングケアに役立つことに気づきます。今回は、肺活量と肺機能の基本的看護数式の問題ですが、正常判定の安静時呼吸回数と脈拍を連結する数式と、それぞれの範囲幅が相違するのにVBScript作成に戸惑いがありました。看護数式はきわめて簡単ですが、正常範囲の幅が、メッセージボックスのコメントを複雑なものにしています。呼吸器障害の治療に励む患者仲間のシビリティコンディションを考えますと、とかく大雑把に推断することに反省をすべき点は多々あります。本来の看護数式は、「全排気量−残気量=予備呼吸量+1回換気量+予備呼気量」のプログラムを作るべきものですが、前記式の各項看護数式を改訂公開後、あらためて肺活量を総括的にまとめるようにします。