40代の女性の2人に1人が経験する尿失禁の対策
40代の女性の2人に1人が経験する尿失禁の対策。膀胱や尿道を支えている骨盤底筋群の弛みによる膀胱垂れ下がりの状態角度の判定数式。正常な膀胱位置の角度:110度以下。不正常な膀胱位置の角度(尿失禁対応手術限界):160〜180度。排尿直後に尿道角度測定カテーテルを尿道に挿入して尿道角度を実測する。患者立位の側方から尿道外方にあるカテーテルを目視判定し、およその角度傾向を観察します。膀胱吊り上げのスティーミー法手術の決定には画像診断による尿道角度測定があります。尿失禁対応手術限界にあれば、スティーミー針を腹部から膣まで差し込み、人工血管を通したナイロン糸を膀胱頸部にかける膀胱を吊り上げて膀胱・尿道角90度(110度以下)に近づけ、糸を腹直筋腺に括りつけ固定する尿失禁の対策等が進められます。