タブや履歴からキーワード候補までまとめてリスト表示
ピックアップ検索のほかに、検索関連で見逃せないもうひとつの目玉機能が「SuperSearch」だ。こちらはコンテンツ内の検索だけでなく、Webブラウズそのものの操作性に関係しているため、使用頻度はさらに高いかもしれない。
簡単にいうと、キーワードを入力すると、関連するものをリストに表示してくれるという、一種の入力支援機能のようなものだが、注目すべきはその対象が多岐にわたること。
- (入力した文字列から推測される)検索キーワードの候補
- 過去に入力した検索キーワードの履歴
- 過去に閲覧したWebページ(タイトル)の履歴
- 現在開いているタブ(のページタイトル)
- ブックマークされているページ(のタイトル)
というように、これから検索しようとしているものから、過去に見たページまでまとめてリストアップし、その中から望みのものをダブルクリックで選択できる。
選択したものがタブであれば、そのタブへ切り替え、Webの履歴やブックマークであれば、新しいタブとして開き、検索キーワードの候補であれば、キーワードにセットして、ただちに検索を行ってくれる、という具合だ。
SuperSearchのダイアログを呼び出す方法には、
- マウスの右ダブルクリック
- ホットキー(【Ctrl】+【B】)
- メインメニューの「ツール」から選択
- 前項で紹介したSuperDrag Extensionのポップアップメニューから選択
などがある。
最新情報の収集に欠かせないフィードリーダーを統合
ニュースサイトやblogが配信する最新記事情報を表示するフィードリーダーを搭載しているため、アドオンの組み込みといった手間をかけなくても、すぐに利用できる。フィードリーダー自体がタブと統合されているため、タブをフィードの一覧とプレビューエリアに分割しているといったイメージだ。
タブの左ペインにはフィードの配信元リストがあり、特定のフィードだけを表示できるだけでなく、個々のアイテムにスター(★マーク)や色つきのラベル(7色)を付けて、スター付きアイテムやラベル付きのアイテムだけを抽出表示することもできる。
フィードリーダーのレイアウトは「コンパクト」「クラシック」「ワイドスクリーン」の3種類から選ぶことができ、モニタのサイズやアスペクト比に応じて使い分けることが可能だ。