メイン画面は細かく区切られており、メイン画面からほとんどの操作にアクセスできる。左上には「カテゴリ」が、その右には本を模した「アルバム」が表示される。操作の流れは、

1. カテゴリを作成
2. カテゴリを選択した状態で新しいアルバムを作成
3. 作成したアルバムに写真を登録する

Exif情報を持っている画像の場合、各種情報を細部にわたって表示できる。さらに、写真の表示エリアに重なる形で露出時間や絞り値などが示されるため、「どのような条件で撮影した画像なのか」は簡単に判別できる。アルバム内の画像を並べ替えたり、他のアルバムに移したりといったことも自由。画像一つひとつにコメントを付けることも可能で、コメントをもとにした検索機能も備えている。

簡易的な画像加工機能も搭載。明るさ、コントラスト、ガンマ値をスライドバーにより細かく変更できるほか、画像のトリミングや回転も行える。カラー写真をモノクロに変える機能もある。

アルバムにはパスワードロックを掛けることが可能。ロックすると、アルバムに含まれている写真のデータ自体が暗号化され、パスワードを入力しないと一切見られなくなる（「QAlbum.NET」以外のソフトでも表示できない）。

そのほか、指定画像をWindowsの壁紙として設定したり、画像を印刷したりすることも可能。印刷では、画像の縁にフレームを付与することもでき、柄物のフレームやマスクフレームを設置できる。印刷した写真を他の人に配る際など、「ただ写真を渡すだけでは物足りない」といったときに重宝しそうだ。