ここ最近、メモリ価格の下落にともなって、大容量のメモリを低価格で購入できるようになってきた。デジタルカメラの記録用メディアも然りで、4GB、8GBといった容量のものも気軽に購入できる。記録用メディアをいちいち入れ替えることなく、大きな画像サイズで、かつ多くの写真を撮ることが可能になったわけだ。
そうして大量の画像を撮りためると、今度は写真の「管理」をどうするかという問題に直面することになる。画像データは、直接プリントアウトするのでもない限り、パソコンに移すことが一般的だ。では、パソコン上で管理するときにどのようなソフトを使えばよいのか。デジカメに付属しているカメラメーカー独自の画像管理ソフトを使うという手もあるが、そうした多くのソフトはカスタマイズに優れていない。
そこで今回の特集では、画像──特にJPEG形式画像──を効率的に管理したいという「こだわり派」の人向けに、5本の画像管理ソフトをチョイスした。画像をエクスプローラ風に管理できるものや、ファイル名のリネームに特化したものなど、さまざまな用途のソフトを紹介する。画像の管理や整理で困っている方はもちろん、これからデジカメを購入するという方にもぜひ見ていただきたい。
(田中 剛健)
※ソフトを使用する際は、あらかじめソフトのドキュメントをよく読んでからお使いください。
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強力なExif表示や複数画像の一括管理機能を持つフォトマネージャ |
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QAlbum.NET 複数の画像をカテゴリ別、アルバム別でひとまとめにできる |
テンキーや数字キーを操作して、好みのフォルダに画像を移動できるソフト |
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Sias 【0】〜【9】の各キーを押すだけで、指定した画像をフォルダに移動したり、コピーしたりできる |
解像度や色数などの画像情報をもとにファイル名を変更するリネームソフト |
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GetSetRename 大量の画像を整理する際、いちいち画像ビューアなとで画像サイズや色数をチェックすることなく、ファイル名で判別できるようになる |
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