「ShutdownNext」は、パソコンの状態を監視して、日時やCPU使用率など、あらかじめ設定した条件を満たしたときにWindowsを終了するユーティリティ。Windowsの終了方法も選ぶことができる。
終了させるための条件として用意されているのは「日付時刻」「タイマー」「プログラムの終了」「CPU使用率」「メール受信」の5種類。このうちのいずれかひとつを満たした場合か、すべての条件を満たした場合のいずれでも、Windowsを自動的に終了させることができる。
「日付時刻」では、日付と時刻を指定するモードと、時刻のみを指定し、どの日でもその時刻になるとWindowsを終了させるリピートモードがある。リピートモードを使うと、毎日深夜の決まった時間にWindowsを終了させるといった使い方が可能になる。「タイマー」は「日付時刻」と同じく時間経過を条件とするが、こちらでは監視を開始してからの経過時間(○時間○分後)を指定する。
「プログラムの終了」は、起動中のプログラムのうち、指定したプログラムが終了すると、Windowsを終了するというもの。指定画面では起動中のプログラムが一覧表示されるので、そこからプログラムを選択すればよい。
「CPU使用率」では一定の時間、CPUの使用率が指定した割合に満たなかった場合、Windowsを終了する。例えば計測時間を「10分」、使用率を「20%」とすれば、CPU使用率が20%以下の状態が10分続けば条件を満たすことになる。使用率の計測は1分ごとに行われる。
「メール受信」は、指定したSubject(件名)を持つメールを受信したときに条件を満たすもの。例えば、外部から送信した「Windows終了命令」などというSubjectのメールを受信させることで、Windowsを終了させたり、再起動させたりといったことが可能になる。
Windowsの終了モードとして、「電源未切断終了」「ログオフ」「電源切断終了」「強制終了」「再起動」の5種類が用意されている。「強制終了」は、編集中のファイルがあった場合でもWindowsを終了し、電源を切断するモード。これ以外のモードでは編集中のファイルが存在した場合は終了しないようになっている。