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スタイルシートをサポートした、WYSIWYGタイプのホームページ作成ツール
Digital Site
Version 1.1.2J
タグの知識がなくてもホームページを作成できる、WYSIWYGタイプのHTMLエディタ。主な機能はツールバーに割り当てられ、その他の細かい設定についてもほとんどはポップアップメニューなどから選択できるようになっている。画像の貼り付けやページ間のリンクはファイルをドロップするだけで指定できるため、初心者でもワープロ感覚で使いこなせるのが特徴だ。もちろんテーブルやフォームの作成機能もある。
さらに、モードを切り替えればHTMLのタグを直接編集できるし、ユーザの好みに応じてタグを登録することも可能だから、中級以上のユーザの要求にも応えられる。
特に注目したいのはスタイルシート(CSS1)をサポートしている点だ。スタイルの情報は、専用のパレットウィンドウに表示されるようになっていて、スタイルの設定もこのパネルのタブを切り替えて行う。登録したスタイルを適用するには、パレットから編集ウィンドウへ項目をドロップすればいい。
ほかにも、リンク集などを作るときに便利なブックマーク機能が用意されていたり、スクリプトの編集や登録機能、METAタグ編集用パネルといった上級ユーザ向けの機能も用意されている。
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なるべくタグを意識せずに作業できるように配慮されている半面、HTML編集モードでは整然と字下げすることでタグの範囲を明確に表示したり、Digital Siteでは対応していないタグがあれば明示するというように、自分で直接タグを編集したいというユーザにとっても魅力的なソフトだ。
また、特定のブラウザに依存しているタグについてはNetscape用とInternet Explorer用のそれぞれにマークが付けられているし、ページのプレビューについても内蔵ビューア以外にWebブラウザを登録できるため、バージョンごとの表示の違いなども簡単にチェックできるなど、細かい部分にまで配慮されている。
やや残念なのは、WYSIWYGタイプといいながらフレーム内での表示に対応していない点。フレームセット用ファイルではフレームのサイズや内容となるページのファイル名などは確認できるものの、実際にフレーム内にページをレイアウトした状態で見ることはできない。ただし、将来は改善予定ということなので期待したい。また、編集モードからHTMLビューやプレビューモードなどへの切り替えにやや時間がかかるようだ。
なお、筆者のマシン環境のせいか、時折動作がおかしいのではと思われるケースがあり、まれにだがフリーズすることもあったので、付記しておく。
(福住 護)
作者のホームページはこちら。
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ソフト作者からひとこと
たくさんの方からのお褒めの言葉ならびに励ましのメールを多数いただきましてありがとうございます。おかげで、改善点などが見つかって大変助かっています。
これからも、Digital Siteを使いやすくなるようにバージョンアップを重ねていくつもりですので、どんどんメールをください。
(K.Hiura)
※ この記事は、'98年11月26日に公開されました。
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