ソフトを開発しようと思った動機、背景
「ZipPla」は、書籍のスキャンデータや動画など、あらゆるファイルを管理するソフトです。もともと「ZipPla」は書籍だけを対象にしたソフトでしたが、書籍データ以外に転用できる機能――検索機能やタグ機能など――も備えていました。そして次第に、それらの機能を使ってあらゆるファイルを総合的に管理したいと考えるようになり、これが汎用ファイル管理ソフトとしての「ZipPla」を開発するきっかけになりました。開発中に苦労した点
「ZipPla」は、サムネイルを活用する機能を多く備えています。そのため、さまざまなファイル形式でその真価を発揮するには、それだけ多くの形式のサムネイル表示に対応する必要がありました。それは簡単なことではありませんでしたが、苦労を重ねた甲斐あって、現在では、画像ファイルやそれを格納する圧縮ファイル、動画ファイルや音楽ファイル(ジャケット画像)、テキストファイルやHTMLファイルなど、合計100種類を超える形式のサムネイルを表示できるようになりました。
ユーザにお勧めする使い方
「ZipPla」では、総合的なファイル管理を実現するために、外部プログラムとの連携にも力を入れています。ファイルをシステム標準のプログラム(ファイルに関連付けられたプログラム)で開くことはもちろん、それぞれのファイル形式に対して任意の数のプログラムを登録したり、ファイル名やフルパスによってプログラムの割り当てを切り替えたりすることもできます。また、独自の方法で、
- コンテキスト(右クリック)メニューからファイル名の一部をさっと選択し、クリップボードにコピーする
- 「ZipPla」自身やGoogle、「Everything」で検索する
など、あらかじめ設定しておいたコマンドを実行することも可能です。デフォルト設定で手軽に使うか、カスタマイズに全力を注ぐか、ぜひ、あなた好みの使い方を探してみてください。今後のバージョンアップ予定
「ZipPla」は、ユーザのみなさまからのフィードバックに支えられて進化してきました。最近では、マウスジェスチャや内蔵ビューアの自動ページ送り機能などがユーザの方からのご要望で実現しています。今後も、「ZipPla」をより使いやすいソフトにするため、みなさまの力をお借りしてバージョンアップを続けてゆきたいと思います。「ZipPla」を使ってみて何かお気づきのことがあれば、どうぞお気軽に作者までご連絡ください。
(Rio's Toolbox)