インデックス型の“超高速”ファイル/フォルダ検索ソフト。シンプルなインタフェースで、直感的に操作できる。「Everything」は、名前に含まれる文字列から、目的のファイル/フォルダを瞬時に探し出すことができるファイル検索ソフト。検索されたファイル/フォルダに対しては、コピーや削除など、エクスプローラと同様の操作を行うことが可能。大きな特徴は──検索はもちろんのこと──インデックスの作成が“超高速”なこと。検索対象にできるのは、NTFS形式でフォーマットされたローカルディスク(ただし、ETP(Everything Transfer Protocol)サーバ機能を利用すれば、「Everything」を起動中のネットワーク接続されたマシン間で検索を行うことも可能)。
メイン画面は、非常にシンプルな構成。画面上に配置されているのはメニューバー、ステータスバーのほか、検索文字列入力用の「検索バー」、検索結果が表示される「ファイルビュー」だけだ。
検索バーに文字列を入力すると、名前に当該文字列が含まれるファイル/フォルダがファイルビューにリストアップされる仕組み。インクリメンタルサーチに対応し、文字を追加するごとに、候補が絞り込まれる。複数の文字列をスペースや「|」でつなげることにより、AND/OR検索を行うことも可能。ワイルドカードや正規表現を使うこともできる。検索時のオプションでは「大文字/小文字の一致」「単語の完全一致」「パスの一致」を指定できるようになっている。
特定のファイル/フォルダを検索対象から除外することも可能。ファイル/フォルダを直接指定して除外できるほか、ワイルドカードでフィルタリングすることも可能。設定により「隠しファイルとフォルダを除外する」「システムファイルとフォルダを除外する」ことも可能だ。
ファイルビューでは、検索されたファイル/フォルダの名前、パス、サイズ、更新日時を確認できる。各項目でリストを並べ替えることも可能。リスト上のファイルはダブルクリックで開いたり、コンテキスト(右クリック)メニューから操作したりすることが可能で、エクスプローラと同様の操作を行うことができる。ファイルをほかのアプリケーションにドラッグ&ドロップして開くことも可能だ。