多様な文字コードに対応するgrepライクなファイル検索置換ユーティリティ
1.概要
多様な文字コードに対応するgrepライクなファイル検索置換ユーティリティです。文字コード自動検知機能で通常の日本語ファイル(ユニコード、シフトJIS、JIS、EUC-JP)ならデフォルトのまま処理できます。マルチスレッド採用で大量のファイルを高速に処理します。専用ファイルビューアは検索マッチ/置換プレビューを連動表示します。
2.特徴
〇検索は行単位です。改行コードを含む検索はできません。
〇ICUライブラリの採用で世界中で使われる様々な文字コードに対応します。文字コードの異なる複数ファイルを一括処理できます。
〇ICUライブラリにより一部の文字コードは自動検知します。ファイル単位で文字コードを手動設定できます。
〇ファイルはユニコード(UTF-16)へ変換しながら読み込み、検索置換して、元の文字コードに戻して出力します。文字コードが正しく選択されていれば失敗は置換文字列がその文字コードで表現できない場合だけです。
〇boost正規表現ライブラリの採用で様々な正規表現で検索します。正規表現以外の通常文字列、単語、単語先頭、単語末尾でも検索できます。
〇boost正規表現ライブラリにより複数のフォーマットで置換できます。もちろん通常文字列への置換も可能です。
〇検索ファイルはパスとワイルドカードで指定します。さらにディレクトリまたはファイル単位で絞り込むことができます。
〇指定した数のファイル処理毎に一つのスレッドを割り当てるマルチスレッドを採用します。64ビット版なら4コア3.5GHzマシン上で異なる文字コードファイルを混在させた4.5GiBの検索対象から30秒以下で1000万マッチを検索する能力を持ちます。
〇一つのアプリケーション実行で複数のジョブを管理します。閉じたジョブは一定数まで履歴に残り呼び戻すことができます。
〇検索結果をマッチ単位で表示します。検索結果の表示から即時に置換プレビューできます。
〇同梱するファイルビューアは設定された文字コードに応じてファイルを読み込みます。メインプログラムに連携して検索マッチ/置換プレビューを表示します。
〇メインプログラムとビューアプログラムの検索マッチ/置換プレビューはリンクし、容易に他方を参照できます。
ソフト名: | KGrepWrk(grepライクなファイル検索置換ツール) |
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動作OS: | Windows 11/10/8/7 |
機種: | IBM-PC x64 |
種類: | フリーソフト |
作者: | Takeshi Kodama |