ハフマン符号作成プログラム Huffman Generator

ファイルに含まれるデータのハフマン符号を作成し、それを表示・編集する


ソフト詳細説明

【 概要 】
Huffman Generator はファイルに含まれるデータのハフマン符号を作成し、
それを表示・編集する為のプログラムです。

ハフマン符号は、LZ77 符号(スライド辞書法)とともに LHA や ZIP でも使われ
ている圧縮方法です。実際には、LHA や ZIP は、最初に LZ77 符号で圧縮して
からハフマン符号による圧縮を行なうという 2 段階の圧縮方法で高い圧縮率を
実現しています。

全てのファイルは 0 〜 255(16 進表記 00 〜 FF) までの 1 バイト(8 ビット)
の固定ビット長の 256 通りのデータの全てあるいは一部で構成されています。
ハフマン符号の考え方は、出現頻度の大きいデータは、例えば 2 ビット等の
少ないビット数で表現し、逆に出現頻度の小さいデータは、12 ビット等の多い
ビット数で表現するというオペレーションをして最終的にデータの圧縮を行なう
というものです。この様な可変長のビット列がハフマン符号です。

Huffman Generator の操作は非常にシンプルです。[開く] ボタンでファイルを
開くか、エクスプローラ等で対象のファイルをドラッグ&ドロップするだけで、
そのファイルのハフマン符号を作成し、どの様なデータがどの様に分布している
かを見る事がます。


【 頻度グラフ 】
フォームの上半分に、データ順あるいは頻度順で頻度グラフを表示します。
X 軸がデータ値あるいはインデックス値、Y 軸が頻度数です。


【 正規分布 】
頻度グラフ上に正規分布を表示出来ます。これは、正規分布あるいはその一部
と同じ様な分布をしている頻度分布を正規分布で近似しようというものです。
すなわち正規分布からハフマン分布を作成しようという試みでもあります。
スタート時は、表示中の頻度グラフの平均値・分散値・最大値と同じ値を持つ
正規分布を表示しますが、これら 3 種のパラメータを変更する事により、より
頻度グラフに近い形の正規分布を表示出来る場合もあります。また、頻度順で
頻度グラフを表示している場合は、どの様なデータでもほぼ正規分布に近い形
になるのではないかと思います。[適合]ボタンを押すと表示中の正規分布と一致
した頻度のハフマン分布を作成してその頻度グラフを表示します。

動作環境

ハフマン符号作成プログラム Huffman Generatorの対応動作環境
ソフト名:ハフマン符号作成プログラム Huffman Generator
動作OS:Windows 10/XP
機種:IBM-PC
種類:フリーソフト
作者: 槻 誠三 

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