EML形式のメールから添付ファイルを取り出す
EML形式、というとなんだかちょっとよくわからないですよね。
これはインターネット上で多く使われる、テキスト形式のEメールファイルです。
メールをダブルクリックして「名前をつけて保存」すると、大抵はこの形式で保存されます。
例えばWindows Live Mailの「電子メールのエクスポート」で「Windows Live Mail形式」
にすると、このEMLというファイルがたくさん保存されます。
ここから一気に添付ファイルを抜き出す、コマンドラインソフトです。
異なるOSから送信されて取り出せない添付ファイルなんかも取り出せるかもしれません。
Base64、Quoted-Printableといった一般的な形式から、uuencode、xxencode、それと
Macintoshで利用されるBinHex形式と、winmail.datにも対応させて頂きました。
winmail.datが添付されているEMLからは、winmail.datの中のファイルも取り出しちゃいます。
よろしければ、ご活用ください。
【注意事項】
迷惑メールから抽出されるコンピュータウイルスにご注意ください。
ログに「このメールは Return-Path と From の内容が異なります。」と書いてある
メールは通常の転送メールとは別に、送信元を詐称しているメールも含まれます。
こういったメールから抽出されるファイルには、特にご注意ください。
圧縮ファイルでも油断せず、解凍しないで中身を見られるソフトで閲覧のみに留められるのが堅実です。
<補足>
見た目の拡張子は偽装することが可能です。例えば
exe.rcise.pdf
exercisexe.pdf
こちらは一見エクササイズに関するPDFドキュメントに見えますが、
実体は以下のようなファイル名である可能性があります。
fdp.esicr.exe
exercisfdp.exe
つまりファイル名の一部または全部を「見た目だけ」反転させて誤認させることが、Windows標準機能(一部言語体系のために必要なものです)上で可能となっています。
詳細はIPA情報推進機構様のホームページから
https://www.ipa.go.jp/security/txt/2011/11outline.html
同ページに記載のあります「ソフトウェアの制限ポリシー(SRP)※」を
よろしければご検討くださいませ。
※SRPの動作についての資料は以下になります。
http://technet.microsoft.com/library/cc786941(v=ws.10).aspx
ソフト名: | 抽出屋さん |
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動作OS: | Windows 10/8/7/Vista/XP |
機種: | IBM-PC x64 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 鈴木 徳洋 |