「Terra Clock」は、地球全体の時刻をグラフィカルに表示するアナログ時計。18地域のおおまかな時刻をまとめて見ることができる。
ウィンドウ内には、北半球から見た地球のイラストが円形に描かれ、タイムゾーンに合わせて24分割されている。この図は、午前6時と午後6時を境界として青色と灰色に分かれており、青色の部分が昼、灰色の部分が夜を示す。時間が経つにつれて、色が右回りで回転する。ウィンドウの位置は、画面端の部分をドラッグにより、移動させることができる。
イラストの上には都市名・国名が書かれ、クリックすると中央のアナログ時計が指定都市・国の時刻に変わる仕組み。下線がつけられた都市・国は、サマータイムが適用されていることを表す。サマータイムを使うかどうかは、設定で切り替えられる。
「通常形態」モードのほか、アナログ時計だけが表示される「時計のみ」モードも用意されている。時計だけが表示されるモードの場合、都市の切り替えはコンテキスト(右クリック)メニューから行える。
パソコンの時刻を変更せずに、「Terra Clock」内の時刻だけを変更する「時間の加算/減算」機能も備える。時刻をずらしている間は、画面に「TIME ADD」「TIME DEL」といった表示が。
中央にある時計の色や表示形式、都市・国名のフォントはカスタマイズすることが可能。独自形式(.TCI)の設定ファイルを切り替えることで、時計自体のデザインを変えることもできる。設定ファイルは、標準のものも含め、6種類が収録されている。