「Dirty News Reader」は、電光掲示板風デザインのRSSリーダ。コンパクトな横長のメイン画面に、記事のヘッドラインをスクロール表示する。ヘッドラインが表示されているときにマウスポインタを乗せると、更新時間やサマリなどの詳細情報がバルーン表示される仕組み。前後のニュースへの切り替えは自動で行われるが、画面上のボタンからユーザが手動で切り替えることもできる。
フィードのアドレスは「チャンネル」と呼ばれ、チャンネルの編集画面でフィードの追加や編集、削除を行える。チャンネルのリストはツリー構造で、フォルダ分けすることも可能。OPMLのインポート/エクスポートにも対応する。初期状態で「コンピュータ」「スポーツニュース」「プログラム」などのフォルダが用意され、有名なニュースサイトがあらかじめ登録済み。フィードの登録はドラッグ&ドロップで行うことができ、難しい設定なしに使いはじめることができる。
「一覧」モードもある。一覧モードでは画面が3ペインになり、受信したヘッドラインを一覧できるようになる。ヘッドラインをクリックすると概要を参照することが可能。概要には記事へのリンクが表示され、リンクをクリックするとIEコンポーネントを利用した簡易Webブラウザでページを閲覧できる。ブラウザなどが表示されるペインはタブ切り替え式で、複数サイトを同時に開くことも可能だ。
一覧モードでは記事検索も行える。ヘッドラインやチャンネル名、概要などを対象としたキーワード検索を行うことが可能。複数ワードのAND/OR検索にも対応する。任意の日付のヘッドラインのみを対象にした絞り込み検索も行える。
外観を変更できるスキンは、あらかじめ28種類が用意されている。スキンは、アニメーションするものや、Podcastに便利なスライドバー付きのものなど、実に多彩。スキンの作成方法は公開されており、ユーザが好みのスキンを自作して利用することもできる。スキンとは別に、ヘッドラインのスクロール速度、文字の表示色、ヘッドラインのチェック時間などもユーザが設定できるようになっている。