インターネット、特にWebサイト上に膨大な量の情報があることは、多くの方がご存じだろう。そうした情報を片っ端から閲覧するには多くの時間が必要で、効率がよいとはいえない。Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンを活用するのも手だが、それだけでは万全ではない。ではどうするか? 「RSSを使う」という選択肢がある。
大雑把にRSS(RDF Site Summery/Rich Site Summary/Really Simple Syndication)とは、Webサイトやblogの更新情報を配信する際に便利なテキスト(XML)形式を指す。RSSにはいくつかの規格やバージョンがあるが、ここでは総称して「RSS」と呼ぶ。多くの場合、どの規格でもサイトの更新情報をユーザに提供する目的で使われることが多い。
RSSリーダを使えば、サイトが提供しているフィードを登録しておくだけで、Webサイトが更新されてすぐにヘッドラインやサマリを受信し、情報を追うことができる。ニュースサイトを複数登録しておけば、最新ニュースがどんどん飛び込んでくるというわけだ。逆にWebサイトやblogを持っている場合、RSSを提供することで読者に更新情報をすばやく知らせることができるようになる。
そこで今回は、そうしたRSS関連ソフトを特集してみたい。RSSリーダ2本、RSS生成ソフト1本、掲示板「2ちゃんねる」の“勢い”をチェックするソフト1本をチョイスした。情報の波に流されるのは困る! と感じている方は、じっくり読んでいただきたい。