今回のテーマがテーマだけに、ちょっとまとまりのないラインナップになってしまったかもしれないが、いかがだったろうか。この“無理矢理感”を含めて、楽しんでもらえればありがたいのだが、うまくいっただろうか。
最後に紹介した「居眠り防止用ソフト 寝るな君壱号」は、言ってしまえばジョークソフトで、これで本当に居眠りが防止できるかといえば、その効果は定かではない。このソフトをスクリーンセーバーとして設定するくらいに「寝ないぞ」という気持ちがあれば、眠ってしまうこともないのではないか思われる(たぶん)。
ジョークソフトと並んでいるとはいえ、「SmartAudioPlayer」は普通によくできたオーディオプレイヤーだ。余計なデコレーションのない、コンパクトなプレイヤーで、絞り込まれた機能と操作性のよさが特徴だ。パソコンで作業をしながら音楽を聴く(あるいは音楽を聴きながら作業をする)ためには、最適のソフトだろう。
「ミニタイマー」もコンパクトさが売りのソフト。仕事の効率を高めるには、やはり集中力は欠かせない。このソフトで作業時間を計っても休憩時間を計ってもよいが、一定のリズムを仕事に持ち込むのは重要なことではないだろうか。
ToDoソフトは備忘のためだけでなく、作業や手順を整理するという意味でも有効だが、「D-Check」は、使いやすさと見栄えを両立させたToDoソフト。見た目もきれいなので、デスクトップに貼って、常にToDoを意識しておくことができる。また、ToDoとコマンド(プログラム)を関連付けできるので、すばやくプログラムを起動して作業をはじめられるという点も優れている。お勧めできるソフトである。