なかなか仕事に取りかかる気分にならないときは、仕事の中にゲーム的な要素を取り入れてみるのもよいかもしれない。例えば「タイムアタック」。設定した時間内に仕事を終わらせることができるか、チャレンジしてみるのはどうだろう。
「ミニタイマー」は、その名が示す通りの小さなタイマ。「カウントダウン」「アラーム」「ストップウォッチ」の三つの機能を持ち、「カウントダウン」「アラーム」では指定した時間が経過したり指定時刻になったときには、サウンドやメッセージボックスで知らせてくれる。
操作方法は、まず「Mode」メニューから、使用する機能を選択する。続いて「カウントダウン」であれば経過時間を分単位で、「アラーム」であれば指定時刻を、中央のボックスに入力する。「カウントダウン」「ストップウォッチ」の場合は「Go」ボタンを押したタイミングから、カウントダウン/カウントアップが開始される。
「カウントダウン」と「アラーム」では、それぞれ最大五つのパターンを登録しておくことができる。「カウントダウン」なら「1分」「2分」「3分」……、「アラーム」であれば、現在時刻から「10分後」「20分後」「30分後」……といった具合で、登録しておいたパターンは、「Set」メニューから選択できるようになっている。また、「アラーム」の場合は、入力ボックス横のボタンで一定の時間を追加することができるが、このボタンから追加する分数も自在に指定が可能だ。
指定時間が経過もしくは指定時刻になったときは、サウンドやメッセージボックスで通知してくれる。サウンドは、「システム既定のビープ音」のほか、任意のWAVファイルを指定できる。サウンドが鳴り続ける時間の指定もでき、音を鳴らさないことも可能。サウンドと同時にメッセージボックスを表示することも、サウンドなしでメッセージボックスだけを表示することもできる。
メイン画面の大きさがもともと小さいため邪魔になることはないが、最小化時にタスクトレイに常駐するか、タスクバーに表示するかを指定できる。このとき、タスクトレイアイコンのポップアップやタスクバーに進行状況を表示させることも可能。また、メイン画面のサイズ変更や、表示言語を「システムの既定値」「英語」「日本語」から選択するという機能も備えている。