夏といえばキャンプ、キャンプといえば重要なのが所持品のチェックだ。普通の旅と違って主な家財道具を運ぶようなものだから、忘れ物があれば途端に不便になるし、かといって余計な荷物を運ぶのでは疲れる。
そんなときに活用したいソフトが「もちものチェック表」だ。所有するキャンプ用品を登録してリストを作成し、その中から実際に持っていくものをチェックすることができる。作成したチェックリストには道具ごとに二つのチェック欄があり、出かける前とキャンプ場を撤収するときのそれぞれでチェックすれば、忘れ物の心配もなくなる。
使うには、まずはじめに、所持しているキャンプ道具を事前に登録する。テント関連、リビング関連、キッチン関連などのグループに道具の名前と数、説明を入力する。いったん登録した道具の修正や削除も、もちろん可能だ。
いざキャンプの段取りが決まったら、キャンプ場を登録する。ここでは名前や住所、サイトの利用料金、出発/到着日、予算などを入力する。「到着日」とはキャンプから帰宅する日を指す。続いて実際に持っていく道具を選ぶ。最初の段階では、すべての道具のリストが現れるので、キャンプ内容に合わせて不要な道具を外してゆく。椅子や食器のように「たくさん持っているが、今回は少なくていい」というような道具は、数量だけを変更することもできる。
こうして一度道具を登録しておくと、以後は行きたいキャンプ場を選ぶだけで、前回登録した道具の一覧が現れる。再び同じキャンプ地を訪れる際は、そのデータを修正すればよい。
完成したチェックリストを印刷するのは、プレビュー画面を呼び出してボタンを押すだけと簡単。用紙設定やプリンタ設定は自動で行われる(ユーザが設定することも可能)。
印刷したリストを片手に道具をチェックすれば、忘れ物の心配がなくなる。キャンプのイメージを膨らませるのにも一役買ってくれるはずだ。