RSSリーダにはいくつかのタイプがあるか、「Headline-Reader」は電子メールソフトに似たインタフェースを持つソフトだ。メイン画面は、左にツリービューとプロパティビュー、右にヘッドラインリストビューとビューア(ブラウザ)の4ペイン構成。プロパティビューを非表示にすると、一般的なメーラそのままの3ペインになる。
操作方法もメーラとほぼ同じと考えてよい。ツリービューで閲覧したいサイトを選択すると、そのサイトのヘッドラインがヘッドラインリストに表示され、リストビューからのヘッドラインの選択で、ヘッドラインとコメントがビューア部に表示されるといった具合。元のコンテンツを閲覧する際には、リストをダブルクリックするか、ビューアのリンクをクリックすればよい。未読のヘッドラインが太字で表示されたり、未読/既読を変更できるといった点もメーラと同様だ。
ツリービューはフォルダ管理が可能。巡回するサイトの登録は、URLをフォルダツリーにドラッグ&ドロップするか、新しいチャンネルの追加登録ダイアログで行える。RSS対応サイトをリスト化したOPML(Outline Processior Markup Language)ファイルの取り込みも可能。同梱のOPMLファイル(default.opml)には主だったRSS対応サイトが登録されており、すぐに使いはじめることができるようになっている。RSSのほかにAtomにも対応している。
ヘッドラインリストは、更新日(時間)/タイトル/アイテム/作者をキーにした並べ替えが可能。さらに、購読状況(全て/既読/未読/注目)と時間(全ての日付/24時間以内/3日以内/1週間以内)で抽出することもでき、膨大な数のヘッドラインから目的のものを簡単に探せるようになっている。また、あらかじめ検索キーワードをツリービューに設定しておくことにより、一致したヘッドラインを更新時にまとめて表示することも可能。検索項目/フィルタの範囲は、タイトル/説明文/作者/コンテンツから指定できる。
ビューア部はタブブラウザになっており、元コンテンツのページはここに表示される。Exiteの英日/日英翻訳やGoogleなどの各種検索サイトをツールバーから使えるほか、キーワードのハイライト表示機能もある。セキュア機能を備えており、JavaScript/JAVA/ActiveXの実行を禁止したり、ビデオ/オーディオのダウンロードを禁止したりできる。
更新は、メニューまたはツールボタンから行う手動更新のほかに、起動時の自動更新や、常駐させての一定時間間隔での自動更新で行える。