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多彩な面子と全自動卓を囲む四人打ち麻雀
雀荘キャンディ
Version 1.0
16人のユニークなキャラクタとのプレイが楽しめる麻雀ゲーム。アニメーションで表現した雀荘の全自動卓が気分を盛り上げてくれる。アドバイスモードを選べばキャラクターのアドバイスが受けられる。麻雀の入門ガイドも付いているぞ。
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■こんな人にお勧め!!
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雀荘の気分が味わいたい人。まだ実際に誰かと麻雀するには気が引けるというビギナーの方は十分練習してから本物の雀荘に行こう!!
全自動卓で気分は雀荘
全自動卓の雰囲気をよく再現した麻雀ゲーム。その再現ぶりはせり上がってくる牌山のアニメーションから席決め、配牌まで、思わず見とれる。サイコロを振る音などのサウンドも加わって芸が細かい。
ポン、チー、リーチなどの操作は手前に用意されたボタンで行う。この操作は直観的でわかりやすい。またポン、チーの後は、河のその牌のあった位置が一牌分空くので、ビギナーにも親切だ。
一緒に卓を囲む対戦相手は「あぶない女子高生」「白竜のチーママ」「高級料理店のブタ」といった、なんだか怪しげな面々。全部で16人もいるので、長く遊べそうだ。それぞれポンやリーチ、ロンの時には独特のリアクションが入る(筆者は「当店の看板娘」が個人的に気に入ってます)。ただし、キャラクタは違っても、思考ルーチンには差がないようだ。
充実(?)のアドバイス機能
設定でアドバイスモードを選択すると、切った方がよい牌にはマークが付き、Helpボタンをクリックすると、安全牌やドラの数、狙い役が表示される。ただし、このアドバイスはキャラクタの性格に影響されるので、鵜呑みにすると危険である。中には「この手からどうしたらこんな役を狙うんだ!」と思うようなアドバイスをするキャラクタもいる。でも、この「雀荘キャンディ」の場合は、あえてアドバイスモードを選んでふり回されてみるのが正しい遊び方ではないかと思う。
Appleガイド形式で麻雀のルールや上がり役を解説した「雀荘ガイド」、雀譜を印刷する機能とあわせれば、麻雀初心者の勉強にも役立つだろう。
(フェムス・田島 光子)
ソフト作者からひとこと
実は、私は麻雀を知らないので、「雀荘キャンディ」を作成するに当たり、いろいろな本を読みました。サイバラさんの本とか。^^; 本当は、もう少し作風をやわらかくしたかったのですが、諸々の事情によりカタめになりました。発表していないバージョンがあり、「こちらの方がいい雰囲気だったかも」です、個人的には。
「雀荘キャンディ」では雀譜の出力ができますので、後日の研究に役立てくださいませ。アドバイスモードのアドバイスは私の考え方なので、あまり当てにならないかもです。^^;
現在、他のソフトを極秘製作中(新作)ですので、バージョンアップの予定はしばらくはありません。
(梶原 元平)
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