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個人ユーザ用の書籍管理ツール
Athena(書籍管理)
Version 1.00
操作がわかりやすく、軽快で使いやすい、個人用書籍管理ソフト。入力項目もよく考えられており、書籍のデータを詳細に登録できる。蔵書の管理だけでなく、作家や出版社のデータベースとしても活用可能。
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■こんな人にお勧め!!
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蔵書の管理をしたいが、データベースソフトの操作や設計法を覚えるのは面倒だと思っている人、今使っている書籍管理ソフトに物足りなさを感じている人などに特にお勧め!!
軽快で使いやすい書籍管理ソフト
「Athena(書籍管理)」は、個人ユーザを対象とした書籍管理用ツールだ。操作は非常にわかりやすく、動作も軽快で、入力項目もよく考えられており使いやすい。
書籍のデータを入力・表示するフォームだけでなく、作家や出版社に関する情報を入力・表示するフォームも用意されており、それらのフォームを相互に、かつ手軽に参照できるため、データがある程度蓄積されてくると、単に蔵書の管理をするというだけでなく、書籍全般に関する情報をまとめたデータベースといった趣も出てくる。本好きの人には楽しいだろう。もちろん書籍の検索機能も充実している。
データの入力が簡単でわかりやすい
「Athena」を起動し、メニュー画面で「書籍詳細」ボタンをクリックすると「書籍詳細画面」が表示される。ここで「新規追加」ボタンをクリックすると蔵書のデータを追加できる。入力できる項目は「書名」「著者」「訳者」「出版社」「ジャンル」「区分」「発行日」「初版発行月」「価格」「メモ」の10項目である。書名を入力するエリアは二つ用意されており、上には通常の書籍名、下には副題や原書名などを入力する。
著者は2名まで入力でき、すでに登録されている作家であれば「著者コード」を入力するか、著者名の入力エリアをクリックして「作家一覧画面」を表示し、一覧から該当する作家を選択するだけで入力できる。登録されていない作家の場合は、「作家詳細」ボタンをクリックして、「作家詳細画面」から「作家名」と「ヨミガナ」で作家の登録を行う。
「作家詳細画面」にはほかに「生年月日」「没年月日」「メモ」という項目があり、必要に応じて登録できる。また、著書・訳書の一覧を表示するエリアもあり、登録されている蔵書中のその作家が著した(翻訳した)書籍が一覧表示される。この一覧から本を選び「詳細」ボタンをクリックすれば、その本の「書籍詳細画面」にジャンプすることもできる。
「出版社」「ジャンル」「区分」にも「著者」と同様、専用の詳細画面が用意されている。データの蓄積が進めば進むほど、書籍の登録作業も容易になってゆく。
(秋山 俊)
なお、動作にはAthena(書籍管理)用ランタイムが必要。必ず一緒にダウンロードすること。
ソフト作者からひとこと
書籍が増えてくると、どんな内容だったのか、作者は分かっているがどの本だったのかわからなくて困ったことはないですか?
このようなときに、作家・本の内容などを入れておくと、すぐに必要な情報が引き出せます。作家別の書籍・翻訳書などが表示されて結構便利だと思うので、一度使ってみてください。
使用したご感想・ご希望なども待っています。
(江坂 英夫)
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