今回のバージョンからは、ウイルス、マルウェア、ランサムウェアなどの“インターネット上の脅威”をリアルタイムでブロックできるようになり、一層利便性が向上した。また、メイン画面の機能表示が「セキュリティリスク」「クリーナー」「ブースター」「ツール」の4セクションに分類され、目的の機能にアクセスしやすくなった。

「MacBooster」という名前から、ジャンクファイル除去やメモリ解放によるブースター（高速化）機能に注目しがちだが、ウイルスやマルウェアの検出と削除、アプリケーションのアンインストールなど、これ一本でさまざまなチューンアップを行うことができる。筆者がおもしろいと思ったのが、重複したファイル、重複・類似した写真を検出し、削除できる機能（フォトスイーパー）。ストレージに知らない間に死蔵しているファイルを整理するのに役立ちそうだ。