簡単な操作で、Macをクリーンアップ・高速化し、セキュリティの強化を図れる総合メンテナンスソフト「MacBooster」シリーズの新バージョン。「MacBooster」は、不要ファイルのクリーニング、不要なアプリケーションのアンインストール、不要な設定の解除、セキュリティリスクの回避などが可能で、快適性・高速性を含む“総合的なパフォーマンス”を向上させるMac用メンテナンスソフト。新バージョン「4」では、
- システムやブラウザの不要な拡張を無効にする「拡張機能マネージャー」
- ブラウザの閲覧履歴、クッキー、最近使ったアプリケーションなどの個人情報を削除する「プライバシークリーン」
- macOSへのシステム攻撃、フィッシング詐欺、個人情報の漏洩といったトラブルを検出し、即座に除去する「リアルタイム保護」
などを新たに搭載。ユーザインタフェースも改善され、従来以上に使いやすくなった。起動時には、Macの全体的な状態をひと目で確認できる「システムステータス」(旧バージョンの「システム全体」)が表示される。「スキャン」ボタンのクリックで、
- セキュリティリスク(問題点と重要度)
- クリーナー(ジャンクファイルの容量)
- ブースター(高速性の障害)
が診断され、「修復」ボタンをクリックすると、すべての問題がまとめて修復される仕組み。新バージョン「4」では、危険度を示す図が直線のゲージになり、すっきりと見やすくなった。もちろん各項目の問題点を個別に対策・修復することも可能。「セキュリティリスク」で中心となるのがマルウェアスキャン機能。ウイルス、マルウェア、悪意のあるクッキーを検出し、安全に除去できる。「クリーナー」では、
- 不要あるいは使用頻度の低いファイルを検出して消去する「システムジャンク」
- ストレージを圧迫しているデータを容量別にリストアップし、不要なものを削除できる「大容量ファイルクリーナー」
と、“掃除”の目的別にツールが用意されている。「システムジャンク」では、システムログや不要になったショートカット、ゴミ箱内のファイル、ダウンロードファイル、使わない言語ファイルなど、項目ごとにジャンクファイルを整理できるようになっている。「ブースター」では、アプリケーションのキャッシュの削除、占有されたRAM(メモリ)の解放、アクセス権の問題の修復などを行う「パフォーマンスブースター」が中心。そのほか、スタートアップ項目を無効化し、Macの起動の高速化を図ることもできる。
新機能「プライバシークリーン」では、Macにたまったプライバシー情報を一括削除することが可能。ブラウザの閲覧やダウロードの履歴、システムが保持する「最近使った項目(アプリケーション・書類)」のほか、アプリケーションによるトレース情報をまとめて削除して、パフォーマンスを向上させる。
「リアルタイム保護」機能は「ファイルシステムシールド」「メールシールド」「プラグインシールド」など、計8種類の「シールド」で構成され、Mac内のファイルシステムをはじめ、MacへのログインやWeb閲覧、ダウンロードの動作を常時監視。問題があるファイル、Webサイト、DNSなどを検出し次第、即時削除する。
「拡張機能マネージャー」は、ブラウザの拡張機能やプラグイン、環境設定項目、Spotlightのプラグインなどの不要な機能を削除したり、無効にしたりできるもの。ブラウザやシステム全体のパフォーマンスを高められる。
そのほかにも、
- アンインストーラー(アプリケーションのほか、プラグイン、環境設定項目などを削除。プログラム本体のほか、関連ファイル/フォルダも削除できる)
- ファイルシュレッダー(任意のファイルを復元できないように完全削除)
- 重複ファイルスキャナー(ストレージ上で複数個ある同名ファイルを検出して削除)
- フォトスイーパー(重複・類似した写真を検出し、最良なものを残して削除)
といった便利な機能が用意されている。