ソフトを開発しようと思った動機、背景
美術大学在学中に印象派美術史について学び、印象派画家が魅力的な人生を送っていたことを知りました。現代人に通じる悩みを抱えている姿に共感を覚え、「彼らをもっと身近な存在にしたい!」という狙いで、印象派画家の乙女ゲームを作ろうと思い立ちました。乙女ゲームになった理由ですが、ひとつは画家たちのキャラクター性にあります。史実のエピソードから垣間見える魅力が、乙女ゲームの攻略キャラクターたちに通じる部分があり、画家のビジュアルをイケメンにして乙女ゲームにしたらおもしろいかも!? と思いついたのがきっかけです。
そして、もうひとつ理由があります。それは「主人公と画家の交流が描ける」ということです。主人公の「日向葵」を通じて画家と関わりを持つことで、プレイヤーと画家たちとの距離感を縮めてもらいたいと思い、乙女ゲームというジャンルにしました。
開発中に苦労した点
OSをWindows/Mac両対応にしたかったため、外国製のツールを採用しました。そのため、海外のコミュニティから情報を探さなくてはならなかったので、手探りでのソフト開発になりました。また、開発メンバーが全員初めてのゲーム開発だったため、グラフィックツールの操作やシナリオ構築など、日々学びながらの制作でした。
今後のバージョンアップ予定
また同じメンバーで作品を作りたいという話は上がっています。構想中のため、具体的にどうなるかは未定です。
(『恋の筆触分割』製作チーム)