ソフトを開発しようと思った動機、背景
Googleマップ等のインターネット地図の普及により、これまで何十万円もする高価なソフトウェアを購入して作業していた情報の整理を、誰もが地図を使って簡単に行えるようになりました。しかしながら、データのちょっとした修正やデータの受け渡しを行おうと思うと、なかなか融通が利くようなやり取りはできないものです。
「DocuMap feel」は、さまざまな地図サイトなどで作成された必要な情報をまとめたり、これまで同時に処理できなかった多量のデータを簡単に管理したりできるツールとして成長してゆきます。開発中に苦労した点
複数のデータを一度に地図へ表示すると動作が重くなりますが、対象範囲に含まれる情報のみをデータベースで表示できるようにして動作を軽くすることにより、数十万点規模の管理ができるようになりました。
ユーザにお勧めする使い方
MicrosoftのSurfaceや安価なタブレットにおいても、カメラやGPS機能が付いたものが多数、販売されています。このような携帯端末にインストールして、情報を登録したいときにすぐに地図へアクセスし、写真付きの記事を登録してみてはいかがでしょうか? 写真の撮影から登録までを簡単にできる機能を搭載し、趣味の旅行での記録から現場での状況写真の整理などまで、幅広く対応します。
また、ぜひ入力項目をカスタマイズし、利用する分野に合わせたデータの入力欄を作成してご活用ください。データを地図に保存することで、文字だけの検索に加え、指定範囲内の分布や時系列の検索もできるようになり、新しい発見があるかもしれません。別途、有料の機能を使えば、共同してデータの編集などを行えるようになります。
今後のバージョンアップ予定
ポリゴンに含まれる範囲のポイントへの情報転記といった「データ間の連携機能の強化」、より多くのソフトウェアとやり取りできるように「SHPファイルやKMZファイルなどの対応」や「音声による地図の操作」など。3D地図の表示機能にも対応する予定です。
((株)永大開発コンサルタント)