インストールするだけで簡単にプリンタのインク使用量を削減できる「InkSaver」の新バージョン。Windows 10/Microsoft Edgeに対応した。「InkSaver」は、印刷品質を落とすことなく、インクを節約できる“定番”インク節約ソフト。インクの使用量を最大75%カットできる。新バージョン「6」では、Windows 10/Microsoft Edgeに対応。Windowsストアアプリからもインクセービング印刷を行える。さらに両面印刷、2面印刷をすばやく設定できる機能や、印刷直前の確認画面で出力先プリンタを切り替えられる機能も追加された。「InkSaver 6 Expert」は、ベーシックな「InkSaver 6」、レーザプリンタにも対応した「InkSaver 6 Pro」では利用できない機能も搭載する最上位版。「Print Expert」(別売)の持つ、
- 印刷直前のプレビューチェック機能
- 不要ページの削除やページ順の入れ替え機能
- 複数文書の結合機能
- PDF形式での保存機能
などを利用できる。インストールすると、アプリケーションで印刷を実行するたびに「InkSaver 6」の「設定内容の確認」画面が表示されるようになる。インクの削減量はスライダーで簡単に設定することが可能。0%(インクセービングを行わない)から最大75%までの間で1%刻みで設定できる。25%セービング程度であれば──条件によっては50%セービングの場合でも──セービングなしの印刷結果と並べてもほとんどわからないほど、高い品質で印刷される。
アプリケーションでカラー印刷が指定されていても、(「InkSaver 6」側で)強制的にモノクロ印刷に変更することも可能。両面印刷や2面印刷(2ページ分を1枚の用紙に印刷する)の設定を「InkSaver 6」の画面内から行えるようになり──面倒なプリンタプロパティ画面からの設定に比べると──手軽にすばやく利用することが可能だ。
複数台のプリンタが接続されている場合には、印刷直前の確認画面で出力先プリンタを切り替えることも可能。うっかりプリンタ設定の変更を忘れてしまっても、印刷開始前に簡単にプリンタを変更できる。
印刷直前にプレビューを確認できる機能も新たに搭載された(Expert版のみ)。文書の濃淡やレイアウトを最終確認することができる。連携動作するプリントユーティリティ「Print Expert」の機能を利用する。
「Print Expert」では、単に印刷画像をプレビューできるだけでなく、さまざまな印刷設定を変更したり、ファイル加工を行ったりすることが可能。例えば、複数ページ印刷の場合にページ順を入れ替えたり、ページごとに印刷する/しないを選択したり、2面印刷/4面印刷やモノクロ化印刷を行ったりもできる。さらに印刷内容を画像ファイルとして保存したり、PDFファイルに保存したりすることも可能。PDF保存では、テキスト検索を行える通常フォーマットのPDFのほか、画像PDFとして保存することも可能だ。