物理エンジンの演算によるリアルな動きと、バラエティに富んだギミックが特徴のブロック崩し系アクションゲーム。鬼を相手に、虜囚となった人間たちが命がけのゲームを強いられる。鬼に娯楽を提供するためのデスゲームに強制参加させられた主人公は……
「遊戯牢」は「ブロック崩しの要領で鬼と戦う」という設定のユニークなアクションゲーム。全30ステージが用意され、ステージごとにさまざまな仕掛けがある。選択できる難易度は二段階。2Pプレイにも対応する。
ゲームの主人公は、鬼に拉致され、砦の中に監禁されたひとりの男。主人公を待ち受けていたのは、鬼が相手の“敗北すれば死あるのみ”という残虐な「遊戯」だった。砦の中で人間たちは鬼の娯楽として「遊戯」を強要され、見世物にされる屈辱の中で次々と死んでいった。そして、ついに主人公に順番が回ってきた。最後まで勝ち残ったからといって、生きて帰れる保証はない。だが、わずかな希望を信じ、この絶望的な「遊び」を戦い抜くしかない。果たして主人公の迎える結末やいかに……。
落下してくるボールをタイミングよく弾き返そう
操作はキーボードで行う。【←】/【→】キーでプレイヤーの左右移動。プレイヤーの移動に合わせてボールもわずかに動く。
スペースキーを押すと、頭上に掲げた盾のようなものでボールを弾く。長押しすると、強くボールを弾くことができる。「遊戯牢」では、一般的なブロック崩しとは異なり、ただ受けただけではボールを高くはね返すことができない(ボールを受けるだけならば問題はない)。スペースキーはジャンプキーのようなもので、落下してくるボールにタイミングを合わせて押すことで、はじめてボールを高く弾き返すことができる。キーを長押しすれば、さらに少し高くはね返せる。
スペースキーは、敵の攻撃が足下を襲ってきたときに回避するのにも利用できる。
砲台が吐き出す人魂や落下してくる石像に注意しながらブロックを破壊しよう
ルールは──ボールを弾く以外は──基本的には一般的なブロック崩しと同じ。プレイヤーは残機2機、体力5個持ちの状態でゲームを開始する。
「遊戯牢」では、ブロックの代わりに鬼の顔が表示される。緑鬼はボールが1回当たると消滅し、赤鬼はボールが2回当たると消滅する。フィールドには人魂を吐き出す砲台や、ボールが当たると落下し、直撃するとプレイヤーを押しつぶす石像などのギミックが数多く登場する。
時折登場する木箱にボールが当たると、アイテムが出現する。アイテムは、
- ボールを当てるとブロックが爆発し、周囲のブロックを破壊する「クラッシュ」
- 一定時間ラインが出現し、ラインにボールが触れるとボールが大きくバウンドする「バウンド」
- 一定時間ラインが出現し、ボールが地面に落ちるのを防いでくれる「ガード」
- 体力がひとつ回復する「ライフ」
の4種類。ボールを拾いそこねて地面に落としてしまうと地面に電流が走り、体力をひとつ失う代わりに、一定時間ガードが発生する。体力が0になると残機が1機減り、すべてなくなって体力も0になるとゲームオーバーとなる。