しばらくして今度はある大きなゲーム会社で、素人参加型のノベルゲームの制作を行うと知り、シナリオを募集していたので、制作して応募しました。……ですが、さすが大きな会社。カスリもしませんでした。

そして、何だかんだで手元に残った「動脈と静脈」のシナリオ。せめてここまで作ったんだから、一人でも第三者に見てほしいと思い、ノベル制作に踏み切りました。

開発中に苦労した点
ゲーム制作なんてそれまで経験がなく、土台から躓いていました。どうやって文章や絵を表示させるんだ？　音楽ってどこに頼めばいいんだ？　素材ってなんだ？　などなど……。

また、パソコンで絵を描くという経験もなかったので、立ち絵を制作するのにも大変に苦労しました。やり方さえわかれば簡単な方法も、遠回りで時間のかかる方法を覚えたり……。とりあえずイラスト関係は終始、そんな無駄な時間をいっぱい費やしていました。

ユーザにお勧めする使い方
2周目も遊んでいただけたら、「あ、ここはこういう意味なのか」と、そんな伏線もいくつか用意いたしました。いろいろ想像しながらプレイしていただけるとうれしいです。

また、オマケストーリーも合わせて、とても長いノベルとなっています。一気にやると疲れてきますので、チマチマと、「今日は予定も潰れて暇だなあ」なんて日にやっていただけたら幸いです。

今後のバージョンアップ予定
今後のバージョンアップはいまのところ予定しておりません。

……しかし「動脈と静脈」は今作と合わせて2作公開していますが、あと1作だけ続編を公開する予定です。はじめての方でも遊べるような続編にしたいと思っていますので、気楽に待っていていただけるとうれしいです。