ソフトを開発しようと思った動機、背景
「AIMP」の開発を開始したのは10年ほど前ですが、もともとは当時使用していた「Winamp v2」に置き換わるものとして、軽快で強力なオーディオプレイヤーがほしいと思ったことがきっかけです。最初のバージョンをWebで公開したのは2006年8月8日。この日がプロジェクトの正式な“誕生日”です。現在でも“Old Versions”のページから(主要な)古いバージョンをダウンロードすることができます。
v1およびv2では、サードパーティ製のサウンドエンジンをベースにしていましたが、v3からはASIOおよびWASAPI(共有および排他モード)に対応した独自エンジンを搭載しています。
今後のバージョンアップ予定
今年中にWindows版の3.60とモバイル版(Android版)の最初の正式版をリリースする予定です。v3.60では、
- プラグイン開発者用に、強力で拡張可能な新しいAPIの提供
- DEPおよびASLRテクノロジーへの対応
- ビルトインプラグインによるLast.fmとの統合
- アルバムアートの自動検索オプションの実装
を行う予定です。さらに将来的な話をするならば、オーディオライブラリユーティリティとメインプログラムとを統合することも考えています。
(Artem Izmaylov)