ソフトを開発しようと思った動機、背景
病気のため、無職で飽きるほど時間がありました。それで、独自の発想で音楽再生ソフトを作ろうと思いました。まず、既知の音響処理技術を学びました。次に、学んだ音響処理技術を否定しました。そして新しい理論で作ろうとしました。その試行錯誤をしていますと、異常に音質がよくなる条件を見つけました。でも、ほかのソフトに比べてよいとは思えませんでした。失敗作と感じて、開発を終了しました。それから3年が経過して、新しいUSB-DACを買いました。そのUSB-DACで、過去に作った試作ソフトで音楽を聴きました。ほかのソフトと聴き比べました。圧倒的な高音質で、世界最高だと思いました。どのような理論を考えて作ったか思い出せませんが、ソースコードは残っていました。それで世界初となるような音楽再生ソフトを作りたいと思い、作りはじめました。
オーディオファンに好評
日本、ロシア、ウクライナのオーディオファンから好評です。人によっては高音質再生で有名な「JRiver」よりも音質がよいと評価されています。オーディオ機材としてみた場合、200万円相当の価値を感じると表現された方もいらっしゃいました。それで、数百万円するオーディオの構成で「Bug head Emperor」が使われています。
サウンドモードによっては、低域の量感が増し、中高域がシャープに聞こえ、ジャズを聴くのにちょうどよいサウンドとなります。音色を変更できますので、自分の好みに合わせて、さまざまに音色を調整して音楽を楽しめます。また、位相を180度変更する逆相出力に対応しています。
ほかの音楽再生ソフトと違うところ
コンセプトは「飽きるほど聞いても楽しく聞ける」、アンプの音色を変更して楽しむことができます。オペアンプを交換してオーディオを楽しむような感覚で、単純な操作でオリジナルの音色を作り出し、同じ音楽を聴いても楽しめるように設計しています。作者が試行錯誤して考えたプリセットは、合計194種類あります。さらにBug LVが5段階、バグの強さを加減できます。
普通の音楽再生ソフトは飽和させて鳴らすような仕組みになっていませんが、「Bug head Emperor」では、あえて意図的に失敗し、レベルオーバーして鳴らすようになっています。それで利用者が音量を下げることで、USB-DACの適正出力を達成できるようにしてあります。自動調整機能はありますが、バグの強い音色を求めますと、レベルオーバーさせながら聞いた方が、音は心地よくなります。
おすすめの使い方
整数倍対応のUSB-DAC/DDCでの利用を推奨しています。でも、標準的なオーディオ機能でも楽しめるように作っています。「Black」と名づけたサウンドは人気が高いです。「Black x1」を選択して聞いてみてください。バグの強い音色で音楽を楽しめます。「Self sound optimizer」を使えば、音色を自在に変更することが可能です。
推奨機器を保有している場合は、アップサンプリングすることで、さらに上質のサウンドを楽しめます。Bug LVを変えたり、プリセットを変えたりで、100種類以上の音色で満足できると思います。聴きはじめは、MP3がSACDを超えるような音に聞こえたり、クリスタルクリアサウンド(透明感ある音)の印象を持てたり、音の世界を冒険しているような感覚になるでしょう。
画面をデザインしてくれる人を探してます
「Bug head Emperor」は70代の方にも利用されています。視力の衰えた人でも使えるようなデザインを目指して、いまの画面となりました。でも、デザインが悪いと世界中からいわれていまして、かっこいいデザインを考えてくれる人を探しています。文字が大きくて見やすい、利便性を考慮したデザインを考えてくれませんか?
今後のバージョンアップ予定
作者がやりたいことは全部やってしまいましたので、今後の開発ネタに困っています。音質をいままで以上に向上させるのは難しいでしょう。それでFacebookのBug head technologyのページや裏掲示板、メールでユーザからの希望を受け付けています。無理な希望でも受け付けていますが、やるかどうかは約束できません。これまでに日本の利用者からランダム再生、逆相出力、ロシアの利用者からCUEサポートを受け付けて、実現しました。世界制覇に向けて頑張りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
最後に
最初の頃は「おっさん、なにしてんの?」などと馬鹿にされ、利用者は10人いませんでした。でも、辛抱強く開発を続けたところ、利用者は2,000人を超えました。日本だけでなく、ロシアやウクライナのオーディオファンから「すばらしい」といわれる状況になり、大変驚いています。ありがとうございました。
(おりゃぁぁぁぁ)