ソフトを開発しようと思った動機、背景
まだ、私が事務担当者だった頃、電卓は毎日よく使っていました。あるとき「高性能な計算機であるパソコンを使っているのに、何でパソコンの横に電卓を置いているのだろう?」という疑問がわきました。Excelを使っているのにもかかわらずです。横の電卓をたたいて求めた値をパソコンに入力していたのです。そこで、パソコンで手軽に使える「電卓ソフト」はないかと、いろいろダウンロードしてみました。使いはじめると、どれもすばらしいものばかりでした。「お〜、こんなこともできるのか! すごい!」と感動したものです。
でも、何日か経つと、やっぱり市販電卓を使ってしまっているのです。「なんでだろ?」──これが最初に自分で作ってみようと思ったきっかけです。そして、「一般事務電卓」というソフトを開発しました。
さて、あれから9年が経ちました。途中で全面的に作り直し、名称も「舞優電」となりましたが……。
開発中に苦労した点
どういう仕様にしたら、市販電卓のように「いつでも、手軽に」使えるのか、という点です。まだその答えは見つかっていません。
ユーザにお勧めする使い方
まずは、「%」の使い方が市販電卓と大きく異なりますので、お使いになる前にご確認ください。次に、大きさを自由に変更できますので、好きな大きさを設定してください。あとは、半透明化やマウス透過、ホットキーなど、常に起動していても邪魔にならず、かつ手軽に使えるように工夫したつもりです。いつもデスクトップに置いておいていただき、給与計算、経理、営業事務などに使っていただければ幸いです。
今後のバージョンアップ予定
いまは一人で複数台のパソコンを使う時代ですよね。USBメモリで持ち運び、どのパソコンでも自由に使えるような「舞優電 for USB」を開発中です。
(ES-PROSOFT)