シンプルかつ高難度の“新感覚ドットイートゲーム”。色とりどりの宝石がフィールド上を埋め尽くす、透明感のある美しい画面と、テクノサウンドのBGMがよくマッチしている。パネルから落ちないよう注意しながら、宝石を回収してゆく
「パネデス」は、拡大・縮小・回転・移動するパネルから落ちないよう、また敵の攻撃を受けないように注意しながら、光り輝くカラフルな宝石を集めて回るドットイートゲーム。環境ソフト的に雰囲気を楽しむもよし、ハイスコアにチャレンジして、難易度の高さに苦しめられるもよし。プレイしているだけで気持ちよくなれる。
ルールはシンプルだ。足場となるパネルから落ちないように自機を移動させながら、ステージ上に散らばる宝石を回収し、スコアを稼げばよい。パネルから落ちてしまうとゲームオーバー(ただし一瞬、パネルの外を移動することは可能)。定期的に敵も出現し、敵本体や敵弾に接触してもゲームオーバーとなる。
パネルの中でメインとなるのは、オレンジパネルと青パネル。オレンジパネルは拡大・縮小し、サイズが変化する。回転したり、一方向に流れるように移動したりと、ランダムな挙動を見せるが、動きはそれほど速くない。動きを予測しながら、パネルの中央付近のポジションをキープしていれば、落ちることはない。
青パネルは、表面に横向きの矢印が描かれ、矢印の向きに一定の速度で移動し続ける。自機を左右に移動させたいときなどに利用すると便利だ。
オレンジパネル、青パネルのほかにも、横一列に並んで下から上に上昇し続ける黄パネルが登場する。
パネルの固定には制限もペナルティもない。積極的に利用しよう
操作はキーボードで行う。カーソルキーで自機を上下左右に移動させ、【Z】キーで「パネルを固定」する。【S】キーを押しながら、カーソルキーを押すと低速移動。【V】キーでのポーズも可能だ。
「パネルの固定」は、「キーを押している間、オレンジと青のパネルの動きを止める」というもので、足場を安定させることができる。青パネルでは画面上のすべてのパネルが動作を停止し、固定解除後、進行方向は左右いずれかにランダムで決定される。「自機が青パネルの上に乗っているとき、パネルがステージの端から出そうになったら、移動方向が変わるまで繰り返し【Z】キーを押す」といった使い方もできる。
オレンジパネルでは、自機の周囲に展開された円形のフィールドに接触しているパネルだけが動作を停止する。それほかのパネルは影響を受けない。
パネルを固定することにより、パネルの移動などで自機が振り落とされる心配がなくなり、端まで移動して宝石を取れるようになる。
【Z】キーを押し続ける時間に制限はなく、ずっと押し続けることができる。青とオレンジ以外のパネルは固定することができない。
敵弾は厄介だが、誘爆できる。取り囲まれても恐れることなく対処しよう
ゲーム開始後、一定時間が経過すると画面の背景が一瞬赤く変化して、敵が登場する。敵は髑髏の姿をしており、手の骨や目玉とおぼしきパーツも登場する。ただし、敵本体の動きは遅く、自機の接近で表示される青い線に接触しない限りは無害。あまり恐れる必要はない。
厄介なのは、緑色などの敵弾や火の玉だ。数も多い上に動きも速く、うっかりパネルの端などに追い詰められてしまうと大変。ただし(敵本体とは異なり)敵弾は宝石を取ったときに周囲に発生するエフェクトで破壊することが可能で、宝石を取れる位置に存在する場合は問題はない。敵弾同士が近接していれば、そのうちのひとつを破壊して誘爆させ、一気に消滅させることもできる。
宝石は、ゲーム序盤では獲得時の得点が低い、青い宝石しか登場しないが、時間が経つにつれ、より高得点の黄色や紫の宝石が登場してくる。ハイスコアを狙うのなら、より得点の高い宝石を集めた方が効率がよい。
さらに時間が経つと、サイコロも登場する。サイコロに触れて転がせば、敵弾を消したり、高得点の宝石を出現させたりすることができる。