プレイして、まず感じることは「序盤から難易度が高め」だということ。開始直後には、武具や道具などを買える交易所が開いていないため、装備が整っていない状態で地下遺跡へと入ることになる。主人公は最低限の装備しかしていないため、最初の敵との戦いで死んでしまうこともある。序盤は敵モンスターがドロップしたアイテムや、宝箱からゲットしたものに頼らざるを得えず、とにかくたくさんの敵を倒すことになる。
ひとつ下の階層に行くと敵の強さが跳ね上がるので、下に進めるようになっても、ある程度強くなるまでは先に進まない方がよい。ダンジョンの奥へ進めば進むほど強い敵が出てくる。少しでもきついと思ったら、すぐに拠点のアクワイアに戻ろう。
個性的な登場人物にも要注目。探索自体は主人公ひとりで行うが、冒険の途中で出会うキャラクタとのやり取りや謎に満ちたストーリーは読み応え十分。ちょっぴりエッチ(?)な要素も用意されており、歯ごたえのある探索&戦闘に彩りを添えている。
アイテムを合成したり、スキルを集めたりなど、やり込み要素も十分に用意されている。総プレイ時間は20時間以上。シビアな難易度や膨大なやり込み要素など、RPG好きの心をくすぐる要素が満載。「歯ごたえのあるRPGをプレイしたい」と思っている人は、ぜひ遊んでみてほしい。
(早川 陽子)