タグ(カテゴリ)属性を付与することで、メモの効率的な分類や呼び出しを可能にしたメモ管理ソフト。「TAGるメモ」は、覚え書きやアイデアなどを手軽に書きとめておくことができるメモ管理ソフト。メモの一つひとつにタグを付けることで、タグで分類・整理できるようにする。
- 強力な検索機能
- 外部エディタでの編集機能
- メイン画面とは別のウィンドウで編集を行うフローティングメモ機能
などを備え、より効率的に作業を行えるようにしてくれる。メイン画面は「カテゴリリスト(タグリスト)」「メモリスト」「メモ」の3ペイン構成。「カテゴリリスト」で指定したカテゴリに属するメモが「メモリスト」に一覧表示され、「メモリスト」で選択したメモの内容が「メモ」エリアに表示される仕組み。
カテゴリリストにはあらかじめシステムタグ(ALL、NonTag、Trash、Find、Import)が表示されているが、システムタグ以外のタグはユーザが自由に設定できる。タグは、メモ作成時にタグエリアに入力するだけで、カテゴリとして登録される。登録済みのタグを指定する場合は、タグエリアのダブルクリックでリストから選択・指定することが可能。タグの削除やリネームを行えるほか、「選択したメモのタグを指定タグに置換する」といった操作も行える。
メモには、タイトルとタグ(複数のタグを指定することも可能)、内容を書き込めるほか、エクスクラメーションやアイコンでマークすることができる。アイコンには10色が用意され、アイコンの色による分類も可能。編集機能は切り取り、コピー、貼り付け、元に戻す、やり直しといった基本的なもののほか、メモ内検索や文字数取得などの機能も搭載。選択文字列(URLやメールアドレス)をブラウザやメーラで開いたり、選択文字列をキーにWeb検索(Google、Yahoo!、Wikipedia、Amazon)を行ったりすることもできる。
さらに、メイン画面とは別のフローティングウィンドウにメモを表示させて、編集したり、外部エディタで編集したりすることも可能。外部エディタにはWindowsで関連付けられたエディタのほかに3種類、計4種類のエディタを登録できる。
そのほか、
- 登録メモから指定したキーワードを含むメモを抽出する「フィルタ」
- パスワードによるメモの保護
- テキストファイルからの一括インポート
- テキストファイルへのエクスポート
- 画面構成を変更するウィンドウモード(ノーマルタイプ、メーラタイプ、ワイドタイプ)の指定
といった機能も備える。