アクション要素を含む、マルチエンドのアドベンチャーゲーム。美術館に閉じ込められた少女が謎を解き明かしながら脱出を図る。何もわからないまま美術館に閉じ込められた少女「イヴ」の運命は……?
「Ib」は、美術館を舞台にしたホラーアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、主人公の少女「イヴ」を操作しながら、美術館に仕掛けられたさまざまな謎を解いてゆく。プレイ時間は3〜4時間程度。
ゲームは、「ワイズ・ゲルテナ」という名の芸術家の展覧会を見るため、イヴが両親とともに美術館を訪れたところからはじまる。イヴは、館内に飾られた絵や彫刻などを眺めているうちに、周囲に人がいなくなってしまったことに気づく。さらに美術館の窓には、誰かが叩いた跡や血糊のような跡まで残されていた。
フロアに書かれた、
- したに おいでよ イヴ ひみつのばしょ おしえてあげる
という言葉に誘われ、地下へと降り立つが、そこは壁が床が真っ青に塗られた不思議な場所だった。真っ青な空間に置かれた「赤いバラ」を手にしたときから、イヴの身に次々と不可解な出来事が襲いかかる。美術館に仕掛けられた謎を解いてゆく中でイヴは、「ギャリー」という男性や「メアリー」という少女に出会う。彼らとともに、イヴは恐怖の美術館から脱出を図る……。
謎解きは死と隣り合わせ……!? 背筋が凍るような恐怖体験が待っている
ゲームの目的は、閉じ込められた美術館から脱出すること。館内のさまざまな場所に仕掛けられた謎を解き、脱出方法を模索する。キャラクタの移動はカーソルキーで行う。そのほか、調べる・話す・決定は【Enter】キー、アイテムメニューを開く・キャンセルは【Esc】/【X】キーとなっている。
謎解き要素は、探し物であったり、数学パズルであったりとさまざま。美術館内の各所には、「命」を落としてしまうような危険な罠が張り巡らされている。「命」は所持しているバラの数だけあり、尽きるとゲームオーバーになる。
館内のさまざまな場所に、セーブができる「開いたノートと羽ペン」が設置されている。罠は突然襲いかかってくるものが多く、ゲームオーバーになりやすい。ノートとペンを見かけたら、こまめにセーブしておこう。